樋口真嗣氏 ASIAGRAPH 2013 匠賞を受賞 10月24日に記念シンポジウム
映画監督・樋口真嗣氏が、ASIAGRAPH 2013 匠賞を受賞した。創賞と並び、毎年秋に開催されるデジタルコンテンツEXPO、ASIAGRAPHに併せて1名ずつ発表され、贈賞される。
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受賞対象になるのは、デジタルコンテンツやデジタルアート、さらに幅広いクリエイティブの分野で高い実績を残した人たちだ。今年は匠賞に樋口真嗣氏、創賞には、広告やデザインの分野で活躍するアーティスト・清川あさみ氏が選ばれた。10月24日には、デジタルコンテンツEXPO2013の会場となる日本科学未来館にて記念シンポジウムが開催される。
樋口真嗣氏は、東京都出身の1965年生まれ。特撮監督を担当した『ガメラ 大怪獣空中決戦』などで名をあげた。その後、映画監督も手掛けるようになり、『ローレライ』や『日本沈没』、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』などのヒット作、話題作で知られている。
匠賞は2012年には建築家・隈研吾氏、2011年には作曲家・冨田勲氏が受賞している。さらにこれまではテクノロジーとアートの間で活躍してきた人物が選ばれてきた。一方、同時に選ばれる創賞は2012年のアニメーション監督の細田守氏をはじめ、秋元康氏、鈴木敏夫氏、宮本茂氏、井上雄彦氏とエンタテインメントを生み出してきた人物が中心だ。
映画監督という面だけをとれば、樋口真嗣氏はむしろ創賞に近いと思われる。しかし、今回敢えて匠賞となったのは、特撮やVFXなどの映像の技術・テクノロジーと映画演出のニ面性が評価されたともいえそうだ。
樋口氏は2012年には、大型展覧会「特撮博物館」の館長として美術展の企画に携わった。また2013年にはテレビシリーズ『特撮国宝 - TOKUHO -』(日本映画専門チャンネル)の企画、監修も行った。
10月24日15時からの授賞記念シンポジウムは、「技術とアートの融合が生み出す新しい表現」と題して樋口氏と清川氏が対談する。東京大学教授の河口洋一郎氏がモデレータを務める。
シンポジウムは参加無料、デジタルコンテンツEXPO2013にて事前申し込みを受付け中だ。
デジタルコンテンツEXPO2013
/http://www.dcexpo.jp/
ASIAGRAPH 2013 匠(たくみ)賞・創(つむぎ)賞 授賞記念シンポジウム
「技術とアートの融合が生み出す新しい表現」
/http://www.dcexpo.jp/3164
日時: 10月24日(木) 14:45 開場 15:00 開演 16:30 終了
場所: みらいCANホール
[出演者]
樋口真嗣 (映画監督)
清川あさみ (アーティスト)
河口洋一郎 (東京大学 大学院 情報学環 教授)
《animeanime》