「劇場版銀魂 完結篇」 舞台挨拶 石田彰「みなさんの心の中に銀魂は生きている」
7月20日に京成ローザ10にて『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』の舞台挨拶が行われた。会場には石田彰さん、雪野五月さん、小林ゆうさん、折笠富美子さん、甲斐田裕子さんと、藤田陽一監督が登壇した。
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また、桂小太郎役の石田彰さん、志村妙役の雪野五月さん、猿飛あやめ役の小林ゆうさん、柳生九兵衛役の折笠富美子さん、月詠役の甲斐田裕子さんら5人のキャスト陣が登場した。映画ヒットのお礼や『銀魂』の思い出を語った。
約7年続いたテレビシリーズについて、石田さんは「7年といえば、入学したての小学生が卒業するくらいの年月ですからね」と感慨深げな様子。
一方の雪野さんは「石田さんと私の間に中井(和哉)さんがいることが多かった」とアフレコ時の立ち位置について触れた。その発言に石田さんは「7年間、雪野さんにいじられている中井さんをみながら、僕もちょっとずつ参加できるようになった。成長したと思います。でも、中井さんの気持ちになるとかわいそうかも…」と冗談交じりに返した。
雪野さんも「中井さんも心の中では喜んでいましたよ。仲良くさせていただきました(笑)」と突っ込み、キャストとの思い出話に花を咲かせた。
折笠さんは「(回数を重ねるうちに)だんだんピー音にも慣れてきました。それくらい私もたくましくなりました」と話す。すると、甲斐田さんも「月詠は登場したころは真面目だったんですが、だんだんギャグが多くなって…」と演じたキャラクターの変化を語った。
それに対して藤田監督は「全キャラが通る道です(笑)」と『銀魂』ならではのアフレコだと話した。
今回の映画について話なると、小林さんは「みんなで涙したり一生懸命戦ったり、心をすごく揺さぶられた」と絶賛。
また監督は「空知先生からネームが上がってきて、その都度こちらもリクエストした」と原作者との制作過程を披露した。そして、「空知先生ならではの物語が出来たと思う」と仕上がりに自信を見せた。
最後に石田さんが、「これでひとまず幕を下ろすけど、今後の活躍はジャンプで見続けて。みなさんの心の中に銀魂は生きているんですよ」とファンへのメッセージとした。
監督も「毎回"終わる終わる"と言われていたが、ゴールテープを引き延ばされてここまで来た感じ。今回も映画がヒットしてそういうことになったら、また困りながらも頑張ります」と今後の展開に含みを持たせながら、真摯に締めくくった。
[高橋克則]
『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』
配給: ワーナー・ブラザース映画
/http://www.gintama-movie.com
《高橋克則》
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