みんなで守る“夢の国” 「ディズニーランドからのお願い」がネットで話題に
今年でオープン30周年を迎えた東京ディズニーリゾート。東京ディズニーランド(以下、TDL)、東京ディズニーシー(以下、TDS)共に、例年以上にホットな家族での旅行やデートスポットとして人気を博している。パレードやショーが…
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僕らの愉快なリーダーことミッキーにミニーを始め、ピーターパンやアラジン、くまのプーさんなどなど、子どもから大人まで現実に居ながら夢うつつのファンタジーを体感できる夢と魔法の国として愛され続けている東京ディズニーリゾート。
しかし、実際に訪れたことがある方はご存じだろうが、長打の列を成す朝の開園間際には、ディズニー・ファストパスの奪取や待ち時間ゼロでアトラクションに乗ろうと、パーク内を誰も彼もが大慌てで我先にと駆け抜けるまさに合戦場のような様相を呈している。
もちろん、TDLのスタッフ(通称・キャスト)たちも「走らないで下さい!」と大声で叫ぶ姿も同時に見られるが、子どもたちはもちろん少年少女に戻ってしまった大人たちの耳にはなかなか届いていないようだ。
この連日の盛況の中、東京ディズニー・リゾートから公式サイト内Q&Aのページにある「東京ディズニーランドからのお願い」、「東京ディズニーシーからのお願い」の2か所に「パーク内では走らないでください。」という事項が5月28日(火)に追加された。
さらに同日、「次の行為は固くお断りします。」の項目の中に「他のお客様等のご迷惑となる撮影および公衆送信」という事項が加わった。
これまでにTDLやTDSにて、ニコニコ生放送を無許可で行ったりと、来場者のマナーを疑うような事例がネット上にあがっており、これに対しての対応に一石を投じようとしたもののようだ。
Twitter上では、この「お願い」に対して公式へ問合せを行った結果が数多く掲載されているが、まとめてみるとパーク内で撮影した写真や動画を個人的にネット上に掲載することが問題なのではなく、あくまでも公共性のある場(つまり、ニコニコ動画など大々的に人に見せることを目的とした場)での掲載を控えてもらいたいということのようだ。もちろん、利益を目的として掲載する場合は固く禁じられている。
誰もが幸せになれる場所である“夢の国”、しかし来場者がマナーを守らなければ崩れてしまう危ういバランスで成り立っている場所でもある。常に笑顔で迎えてくれるディズニー・キャラクターたちを今一度思い出してみるとよいかもしれない。
《text:cinemacafe.net》
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