東京ゲームショウがインディーゲームコーナー新設 独立系開発者への取り組み強化
東京ゲームショウにインディペンデント(独立系)ゲーム開発者を対象とした出展枠「インディーゲームコーナー」が新設される。
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現在ゲーム業界では、個人や少人数で開発したアプリがヒットし、ダウンロード数がランキングの上位に食い込んでくることが珍しくなくなっている。スマートフォンやタブレットなど、プラットフォームの広がりがこれを可能にしている。
また、それに伴う機動的な開発体制や資金調達、流通も可能となっている。ビジネスチャンスが広がりつつある。インディペンデント(独立系)ゲーム開発者をフォーカスすることで、こうした動きを支援する。
インディーゲームコーナーには、1日あたり最大50の展示スペースが用意される予定だ。出展費用は、一般公開1日の21000円から会期4日間全ての99750円まであるが、かなり低く抑えられている。国内外からのインディペンデントゲーム開発者にとって出展しやすい価格設定を意識したものだ。
出展は5月17日より応募が開始された。締め切りは6月14日を予定している。出展にあたっては、事務局による選考も実施される。
また今年も「SENSE OF WONDER NIGHT(SOWN) 2013」が開催される。2008年よりゲームのプロトタイプを始めとした各種アイデアの発表会だ。こちらもゲーム業界のアイデアの発掘と活性化を目指している。
プレゼンテーションの受け付けも開始している。応募の締め切りは7月8日である。なおSOWN 2013のファイナリストに選ばれると、インディーゲームコーナーへの出展権が無料で与えられる。
これらの企画は、プロ・アマ・国籍を問わない世界のインディペント開発者の斬新でユニークなアイデアや技術を紹介し、東京ゲームショウから新たなムーブメントを起こしていくことを目的としている。
ソーシャルゲームの開発や、そのプラットフォームを有する企業の出展が話題となってから2年。目覚ましい快進撃がどこまで続くのか、そして新たに話題となる開発元がどこになるのかが注目される。
[真狩祐志]
SENSE OF WONDER NIGHT(SOWN) 2013
/http://tgs.cesa.or.jp/sown/
東京ゲームショウ
/http://tgs.cesa.or.jp/
《真狩祐志》
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