キンダー・フィルム・フェスに「こまねこ」最新作 ティーンズ向けのコンペティションも新設
第21回キンダー・フィルム・フェスティバルで『こまねこ』10周年記念を期して最新作『こまねこのおるすばん』などが上映される。またティーンズ・フィルム・コンペティション部門が新設されることになった。
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これまで日本最大の子ども映画祭として開催されてきたが、今年はその活動をさらに広げる。ティーンズ・フィルム・コンペティション部門が、今回から新設されることが発表されている。対象はティーンズのたち、子どもたちと映画を応援する機能がさらに充実する。
また、ティーンズ・フィルム・コンペティション部門のスペシャルサポーターに、ルー大柴さんが就任した。また、審査員は日本の大手配給会社のプロデューサーなど世界の映画界で活躍する映画の第一人者らを予定している。
同部門でグランプリ受賞すると、世界の子ども映画祭で映画製作技術を学べるキャンプに正式招待される。映画の仕事を目指す子どもたちには魅力的なプロジェクトだ。
上映企画では、『こまねこ』10周年記念を期して、オープニングで最新作『こまねこのおるすばん』を上映のほか特別プログラムも組まれている。
『こまねこ』は、キンダー・フィルム・フェスティバルのフェスティバルディレクターという位置づけでもある。いわばマスコットキャラクターのようなところだ。
一方で今回、新キャラクター「キネコ」も誕生した。「キネコ」は人気絵本作家の立本倫子さんとのコラボレーションで産まれた。「リプトン」や「アフターヌーンティー」のデザインなどでも知られる立本さん。キネマ(映画)と福を呼び込む招き猫をかけた愛称になっている。世界中の映画祭を飛び回る黒猫になるようにとの思いが込められた。
このほかタレントの中山秀征さんやフリーアナウンサーの内田恭子さんの参加も決定している。上映作品では中国や韓国の秀作を紹介する.「アジアプログラム」もある。
[真狩祐志]
キンダー・フィルム・フェスティバル
/http://www.kinder.co.jp/
《真狩祐志》
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