手塚治虫の名作「ガロン」がアニメ化 大阪芸大と手塚プロが共同製作GWに上映
手塚治虫の名作マンガ『魔神ガロン』が大阪芸術大学と手塚プロダクションの共同制作により22分の短編アニメとして蘇った。兵庫県の宝塚市立手塚治虫記念館にて上映される。
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『魔神ガロン』のアニメ化は、手塚治虫記念館が開館から20周年となることから実現した。20周年記念のプレ企画として立案された。
映像化にあたっては、高橋良輔さんがプロデューサーとして参加する。『太陽の牙ダグラム』や『装甲騎兵ボトムズ』などの監督で知られる高橋監督は、大阪芸術大学のキャラクター造形学科で教授を務めている。このことがプロジェクト参加につながった。
高橋監督は、手塚治虫とゆかりが深い。そのアニメ業界に入った当初、手塚治虫のもとアニメ演出を行なっていたことでも知られる。
今回のアニメ化は、アニメーション業界を目指す学生達が自由に手を加え、技術を学ぶことができる教材として開発されているのも特徴だ。学生が作品の制作過程を把握するために、映像を素材ごとに見たり、音やカットなどを自由に再編集したりすることが可能になっている。
手塚治虫記念館での本上映に先立ち、学内で試写会も行われた。その際、高橋監督による解説も行われている。
手塚治虫記念館では『ガロン』のほかに4月30日までは『都会のブッチー』、5月14日までは『オサムとムサシ』が併映される。なお会期中は5月8日が休館となる。
[真狩祐志]
手塚治虫記念館開館20周年記念プレ企画
大阪芸術大学キャラクター造形学科×手塚プロダクション
共同制作アニメ「ガロン」完成披露上映
/http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/event.html#garon
大阪芸術大学キャラクター造形学科 × 手塚プロダクション
共同制作アニメ「ガロン」
/http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/whatsnew/sangaku/garon/
《animeanime》