「俺の妹。」は全16話の変則スタイル　13話TV放映、3話分は一挙リリース告知

2010年のテレビ放送以来、アニメファンの大きな支持を受けた人気アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』が、2013年4月に第2期『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』として戻ってきた。4月6日よりTOKYO MXほかで順次放送開始となる。
3月30日に、本シリーズのサプラズな発表がされた。本作が全16話のシリーズとなるというものだ。テレビアニメは通常3ヵ月単位1クール（全11話～全13話）、2クール（全22話～全26話）といったかたちで製作されることが多い。30分番組で全16話はあまりみられない。

これには秘密がある。まず、1クール分13話を通常のテレビ放映とする。製作は残りの3話を一挙にファンに届けるとしている。作品公開のメディアは現段階で明らかにされていないが、何かサプライズな方法を探っていることが感じられる。
第1期の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』でも「TRUE ROUTE」と呼ばれたエピソードが、ウェブ配信で先行したケースもある。また、本作の製作に関わるアニプレックスは他の作品『猫物語（黒）』では、長編エピソードの地上波、衛星、ネット配信同時展開をしている。こうした経験が、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』でも活かされそうだ。いずれにしても、かなり楽しみな企画になるだろう。

同時に本作は、伏見つかささんの原作小説とも連動している。原作小説『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』最終巻、第12巻は、アニメシリーズのテレビ放映の真っ只中、6月7に電撃文庫／アスキー・メディアワークスから刊行される。アニメは原作の全てをカバーするとしており、アニメと原作の連動も見逃せない。

また、幕張メッセで開催されているアニメコンテンツエキスポ2013では、この気になる本作の第1話を先行上映する。3月31日の12時30分から会場内の「神回シアター」にて行う。

アニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』
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