「おおかみこどもの雨と雪」 日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞に 細田作品3度目の受賞
アニメーション作品賞では、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』が最優秀アニメーション作品賞に輝いた。細田守監督の映画が日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞するのは、2006年の『時をかける少女』、2009年の『サマーウォーズ』に続いて3度目となる。
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このうちアニメーション作品賞では、細田守監督の『おおかみこどもの雨と雪』が最優秀アニメーション作品賞に輝いた。同部門は本作のほか、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』、『ももへの手紙』、『friends もののけ島のナキ』、『ONE PIECE FILM Z ワンピースフィルム ゼット』が優秀アニメーション作品賞に決まっていたが、日本アカデミー賞協会員の投票により、そこからさらに1作品『おおかみこどもの雨と雪』が最優秀に選ばれた。
細田守監督の映画が日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞するのは、2006年の『時をかける少女』、2009年の『サマーウォーズ』に続いて3度目となる。
アニメーション作品賞は2006年に設けられた比較的歴史の浅い賞であり、これまで7回しか行われていない。この7回のうち3回が細田守監督作品が最優秀賞と、圧倒的な存在になっている。
『おおかみこどもと雨と雪』は、このほかにもすでに多くの賞に輝いて居ている。第67回毎日映画コンクールアニメーション映画賞、東京アニメアワードのアニメーションオブザイヤーなどである。海外でもシッチェス・カタロニア国際映画祭で、アニメーション部門最優秀長編作品賞を受賞した。
『おおかみこどもの雨と雪』は、おおかみ男に恋した主人公がその間に生まれたふたりの子どもを育てていくことを描いた作品だ。細田監督は監督のほか原作、脚本も手掛けた。
映画は2012年7月21日に全国ロードショー、オリジナルアニメ映画としては驚異的な興収42.2億円となる大ヒット作となった。ファンからの支持と作品への高い評価を共に実現した。
日本アカデミー賞
/http://www.japan-academy-prize.jp/
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