「パックマン」新作TVアニメシリーズ 9月7日に米国ディズニーXDで放映開始
1980年に日本のアーケードゲームのキャラクターとして登場した「パックマン」が、新作アニメーションとなっていよいよ全米デビューする。米国国際トイフェア2013ではバンダイ・アメリカが「パックマン」へ注力していた。
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かねてより発表されているように本作は、フルCGの3D(立体視)テレビアニメーションとなる。一話当たりの制作費は60万ドル(約5500万円)になる大作である。2013年9月7日からディズニーグループの少年向けチャンネル ディズニーXDで放映がスタートする。米国の有力子どもチャンネルでのテレビ放映は、往年のファンだけでなく、新たな子どもたちの人気獲得に大きな力を発揮しそうだ。
破格の予算で製作される「パックマン」だけに、アニメーション作品のみの展開で収益を得ることはかなり難しいだろう。気になるビジネスモデルは、玩具やグッズ販売を中心としたキャラクターライセンスになりそうだ。
それは2月10日から13日まで、ニューヨークのジャビッドセンターで開催された米国国際トイフェア(American International Toy Fair)2013でのバンダイ・アメリカの「パックマン」への注力ぶりからも窺える。米国だけでなく、世界中の玩具関係者が集まる中で、バンダイ・アメリカが自社ブースで大きくアピールしたのは同社のベストセラーキャラクター「パワーレンジャー」とこの「パックマン」だった。
ブースには秋から店頭に並べられる関連商品が披露された。さらに着ぐるみが会場でキャラクターをアピールし、オープンングセレモニーにもパワーレンジャーと伴に登場、バンダイナムコグループの米国市場にかける意気込みの大きさを感じさせた。
今回紹介された主要な商品は、アクションフィギュアの「Pac-Panic Battle Spinners」や「Talk'n Chomp'n Pac」、「Gooage Spewing Gigantic Pac」といったものだ。いずれもテレビアニメーションのキャラクターと連動している。
アニメーションと玩具の日本での展開だが、これまでのところバンダイナムコグループからの発表はない。海外マーケット先行の作品となりそうだ。
バンダイ・アメリカ
/http://www.bandai.com/
米国国際トイフェア(American International Toy Fair)
/http://www.ToyFairNY.com
《animeanime》
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