アニメイト秋葉原に新しいデジタルサイネージ 音声&歌合成プロジェクト「CeVIO」始動
フォロンティアワークスは、UGC(User Generated Contents)と呼ばれるユーザー生成コンテンツを支援する新プロジェクトをスタートさせる。新しい音声と歌声合成プロジェクトCeVIOである。
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豊かな感情の音声や歌声を表現する技術者と魅力的なキャラクターと結びつける。映像・音楽の制作者も巻き込んだ新しいクリエイティブの在り方を目指す。
このプロジェクト発の企画第1弾として、デジタルサイネージCeVIO Visionの稼働がスタートした。1月22日よりアニメイト秋葉原店の入口横ショウウィンドウに設置され、秋葉原の街を行く人にその存在をアピールしている。
CeVIO Visionの画面内では、このプロジェクトによって生まれた等身大のキャラクター「さとうささら」が、アニメイトの様々な情報をキャラクター自らの声で発信する。プロジェクトのスタートにあわせて「さとうささら」のビジュアルイメージも公開されたが、秋葉原らしい可愛い少女のイメージが採用されている。
特長はキャラクターと直接会話も可能になっていることだ。ユーザーとのインタラクティブな音声対話をすることができる。
CeVIOのプロジェクトは、CeVIO Visionだけにとどまらず、今後も各種メディアにおける出演や音楽活動も精力的に行う方針だ。
また現在、簡単な操作で豊かな感情を表現できる音声合成ソフトと、リアルな歌声を自在に表現できる歌声合成ソフトがひとつになったソフトウェアも開発中だ。2013年2月末予定でフリーダウンロード版のリリースを開始し、2013年初夏にはパッケージ版のリリースを予定している。
音声合成ソフトは初音ミクに代表されるVOCALOIDシリーズが根強い人気を誇っている。それらの先行プロジェクトにCeVIOがどのようなアプローチで差別化を図るのかにも注目していきたい。
[高橋克則]
CeVIO
/http://www.cevio.jp
《animeanime》
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