手塚治虫原作 晩年の代表作を実写ドラマ化 「陽だまりの樹」DVD-BOXを発売
手塚治虫さんの晩年の代表作『陽だまりの樹』は、幕末を舞台に友情や人生について考えさせる名作だ。この実写テレビドラマ『陽だまりの樹』がDVD-BOXとなり、NHKエンタープライズより10月26日に発売される。
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今年4月から6月にかけては、実写ドラマ化されNHK BSプレミアムにて放映されている。人気の若手実力派俳優が出演し、好評を博した。
この実写テレビドラマ『陽だまりの樹』がDVD-BOXとなり、NHKエンタープライズより10月26日に発売される。全12話を収録で、価格は23940円となる。
本作の物語は幕末から開国、戊辰戦争、明治維新という激動のまっただ中に繰り広げる。義に生きた男・伊武谷万二郎と情に生きた男・手塚良庵。武士と医師という対照的な2人が、おせきという一人の女性を巡って恋敵となる。二人は、やがて立場の違いや生きる信条の隔たりを越えて、お互いを認め合うようになる。
国を守る志に燃える万二郎と、人の命を救う天職にまい進する良庵は、考え方も生き方も全く異なりながら、自らの人生を開拓すべく福沢諭吉や西郷隆盛など歴史上の人物との交流を経て成長していく。良庵は手塚治虫さんの曽祖父で、自身のルーツを描いた作品としても知られている。こちらも注目したいところだ。
また、出演も市原隼人さん、成宮寛貴さん、黒川芽以さんなど若手実力派俳優が占めた。ドラマ化の脚本を担当した前川洋一さんは、本作について、小説や映画・ドラマの主人公として登場した幕末の人物は数あれど、それ以外にも懸命に時代を駆け抜けた人物に焦点を当てたいと語っている。そうしたスタッフ達の意気込みが伝わってくる青春時代劇を鑑賞したい。
[真狩祐志]
実写ドラマ『陽だまりの樹』
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