「花のズボラ飯」実写ドラマ化決定　10月からMBS･TBS深夜枠で放送

日本全国にズボラ飯ブームを巻き起こしたマンガ『花のズボラ飯』(原作・久住昌之さん作画・水沢悦子さん)の実写ドラマ化が決定した。2012年10月よりMBS・TBS深夜枠にて放送がスタートする。
気になるキャスト情報はまだ発表されていないが、テレビドラマは30分の全10話の構成を予定している。

本作は『Eleganceイブ』(秋田書店)にて2009年6月号より連載中の人気作品だ。主人公は夫が単身赴任中なのをいいことに、ひとり暮らしを満喫する主婦・駒沢花(30歳)。簡単な手抜き料理、ズボラ飯で日々を乗り切る彼女の姿が描かれている。
毎回1品以上のズボラ飯が登場し、その美味しそうな料理描写、思わず作りたくなってしまうメニュー、ごはんを食べるときの花のそそる表情などが話題になった。

「このマンガがすごい！」2012年版オンナ編第1位を獲得し、今年3月に発売された単行本第2巻と合わせて累計発行部数は50万部を突破している。同じく久住さんが原作を務め、作画を谷口ジローさんが担当した『孤独のグルメ』も今年1月から3月までテレビドラマが放送されており、本作もこれに続く形となる。

久住さんは今回のドラマ化について
「『孤独のグルメ』に続いて『花ズボ』も!?　もーホントどーなっちゃってるのって感じデス…」と自作の相次ぐテレビドラマ化に驚きを隠せない様子を見せた。
作画の水沢さんは「花がドラマ化ですって!? 花がテレビに出ちゃうなんて!! みなさん、これは大変なことですよ? あのコマは再現されるのかしら… あのシーンはテレビ的に大丈夫かしら… とにかくもう、なんかソワソワしすぎでおめでとうございます!! ありがとうございます!!」と喜びを爆発させた。
[高橋克則]

『花のズボラ飯』
2012年10月よりMBS・TBSにてテレビドラマ放送
公式サイト　/http://www.hanano-zuborameshi.jp/