国内アニメ制作「スティッチ！」　完全新作ＳＰ番組の6月放送決定

ウォルト・ディズニーの人気キャラクター　スティッチの活躍する完全新作のテレビアニメが今夏に登場する。ウォルト・ディズニー・ジャパンは、テレビアニメスペシャル『スティッチと砂の惑星』を6月にディズニー・チャンネルにて放映すると発表した。
本作は2008年より2011年まで、国内で制作されテレビ放映されていた沖縄を舞台にしたテレビシリーズの特別編になる。1時間スペシャルとして、スティッチと沖縄に住む女の子ユウナのその後を描く。

物語はテレビシリーズ3作目『スティッチ！～ずっと最高のトモダチ～』に続くかたちだ。冒頭はスティッチが惑星戦争に立ち向かうためユウナと沖縄に別れを告げ、地球を離れるところからスタートする。
目的地へと向かうなか、スティッチは砂漠の惑星カトゥーナ星に立ち寄ることになる。そこでは待ちうけるのは何か？スティッチとユウナは再会できるのか？そして、スティッチと仲間たちは宇宙の平和を守ることができるのかが見どころだ。

スティッチは、もともと2002年に劇場公開された『リロ・アンド・スティッチ』に登場したキャラクターだ。これが好評を博して、その後は様々なキャラクター展開をしている。
なかでも日本で人気が高く、ディズニーが力いれているローカルコンテンツ戦略の一環として、日本国内で日本のアニメスタジオによるテレビシリーズが実現した。こちらも好評で、2008年の『スティッチ！』、2009年の『スティッチ～いたずらエイリアンの大冒険～』、そして2010年の『スティッチ！～ずっと最高のトモダチ～』 3つのシリーズが放映された。作品は日本だけでなく、世界91カ国で放映、または放送予定と世界中で愛されている。
シリーズは今年3月で終了したが、今回のスペシャル番組の登場で、また新作の「スティッチ！」シリーズに会えることになる。ファンにとっては、うれしいものになるに違いない。

『スティッチと砂の惑星』
2012年6月　ディズニー・チャンネルで放映