松本零士「オズマ」　韓国のバンド「FTISLAND」がOP担当

　3月16日からWOWOWで放送が開始される『オズマ』のオープニング曲を韓国のロックバンド・FTISLANDが担当する。2月18日に発表された。
　FTISLANDは2007年当時、高校生ロックバンドとして発足した5人組。10代の圧倒的支持を背にしてゴールデンディスク新人賞をの獲得など、韓国での各音楽新人賞を受賞と波に乗っている。現在はアジア各国のほか、日本でも一際異彩を放つロックバンドという鳴り物入りで堂々の上陸を果たした。

　『オズマ』はマンガ家の松本零士さんが1980年代に執筆していたもの。その未公開だったシナリオをWOWOW開局20周年記念番組としてアニメーション化。正に現代に蘇った幻だ。
　今回『オズマ』のOP採用決定に際して「『銀河鉄道999』は韓国でも有名で、知らない人はいない」（チェ・ミンファン）、「松本零士先生の作品と聞いてびっくりしました」（ソン・スンヒョン）、「とても感動しました」（チェ・ジョンフン）とメンバーは口々に気持ちをあらわにした。

　担当することになった新曲「Neverland」については「サビがキャッチーで印象的。未来にむかっているイメージで、アップテンポの曲なので、ライブで一緒に盛り上がりたいです」（イ・ホンギ）、「皆さんにも楽しんでもらえると思います」（イ・ジェジン）と意気込みを窺わせた。
　『オズマ』は3月16日の深夜0時にスタートする。なお、エンディングテーマは城南海（きずきなみ）さんの「ウタゴエ」となっている。こちらにも注目したい。
【真狩祐志】

　　　　　　　　