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監督には『カウボーイビバップ』や『サムライチャンプルー』で高い評価を受けてきた渡辺信一郎さんが決定、さらに音楽にはジャンルを超えて活躍し、アニメ音楽では国内第一人者である菅野よう子さんが起用された。アニメでは『カウボーイビバップ』、『攻殻機動隊 Stand Alone Complex』、『マクロスF』などの代表作がある。
渡辺信一郎監督と菅野よう子さんは、1998年の『カウボーイビバップ』でのチームが高く評価されている。世界的な大ヒット作となった『カウボーイビバップ』は、菅野よう子さんの音楽なしには成り立たないとも言われるほどだ。
渡辺信一郎監督作品は、『カウボーイビバップ』のジャズ、『サムライチャンプルー』のヒップホツプと音楽とアニメの融合と演出に大きな魅力がある。『坂道のアポロン』でもジャズが物語の中心となっており、音楽の豊かな作品が期待出来そうだ。
制作スタッフには、キャラクターデザインに『天空のエスカフローネ』、『Paradise Kiss』の結城信輝さん、総作画監督に『さらい屋 五葉』の山下喜光さん、脚本に加藤綾子さん、柿原優子さんも参加する。豪華な顔ぶれだ。さらにアニメ制作には新設スタジオのMAPPA、手塚プロダクションが参加する。
公式サイトでは1月27日より、PVの配信もスタートした。PVでは、早くも薫、千太郎、律子のメインキャラクターが登場している。物語の中で重要な薫と千太郎も出会いのシーンもあり、さらに千太郎によるドラムの即興演奏と、『坂道のアポロン』の世界が感じられる。
『坂道のアポロン』は、小玉ユキさんのマンガを原作としている。1960年代後半の九州を舞台に若者たちの青春を描く。
高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へやってくる。そこで札付きのワルと恐れられるクラスメイト川渕千太郎との出会い、さらにジャズの魅力を知る。千太郎の幼なじみのレコード屋の娘律子、上級生の百合香らも加わり、友情や恋、音楽が交錯する。
画像: (c)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会
『坂道のアポロン』公式サイト/ www.noitamina-apollon.com
原作: 「坂道のアポロン」小玉ユキ(小学館「月刊フラワーズ」連載)
監督: 渡辺信一郎
脚本: 加藤綾子、柿原優子
キャラクターデザイン: 結城信輝
総作画監督: 山下喜光
音楽: 菅野よう子
アニメーション制作: MAPPA/手塚プロダクション
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(c)小玉ユキ・小学館/「坂道のアポロン」製作委員会