実写版「アフロサムライ」動き出す S.L.ジャクソンがプロデュース
2007年、2009年に二度にわたりアニメ化された『アフロサムライ』の海外実写化企画が本格的に動き出す。
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実写化にあたっては、IndomiaグループとGONZOが共同プロデュースをする。また、プロデューサーには、アニメ版で主人公アフロの声を演じた米国の俳優・プロデューサーのサミュエル・L・ジャクソンさんを起用する。かねてより取り沙汰されていた『アフロサムライ』の実写化が大きく進展する。
IndomiaグループとGONZOによれば、実写化にあたってはこの夏の間に脚本家と監督を選考、決定する。さらに年末までにキャスティングを固める。その後、Indomiaグループがドミニカ共和国の保有するPinewoodスタジオでの撮影を予定する。
Indomiaグループは、2008年に同社の副会長兼CEOのSingh Mannさんが設立した独立系のスタジオである。ロサンゼルスとドミニカを拠点に、映画、テレビ作品、音楽、ゲームの製作を手掛ける。日本では、2011年6月25日に公開した映画『「酔拳レジェンドオブカンフー』で知られる。今回は、日本アニメ・マンガカルチャーと米国のブラックカルチャーが融合し人気を博した『アフロサムライ』に目をつけた。
原作となるアニメ『アフロサムライ』は、日本の岡崎能士さんのマンガを基に、2007年に『アフロサムライ』、2009年の続編『アフロサムライ:レザレクション』と2度にわたり映像化された。アニメ制作を日本のアニメスタジオ GONZOが手掛けた。
番組は米国では大手ケーブルチャンネル スパイクTVの特集番組として放映、国内では劇場公開がされている。映像、音楽を通じた様々な文化がクロスオーバーした世界観、派手なアクションがとりわけ北米で人気を博した。北米のDVD・Blu-ray Discの累計販売数は50万枚を超えている。
また、『アフロサムライ:レザレクション』は、日本アニメとしては初めてエミー賞アニメーション個人部審査員賞も受賞している。今回の企画は、多くのファンが心待ちにしていたものだ。
サミュエル・L・ジャクソンさんは今回の実写化の動きについて、「アフロサムライはアニメが全米デビューを果たして以来ずっと私の大好きな作品の一つです。新しいパートナーとなるIndomina グループと最高の実写映画をプロデュースできることを心より楽しみにしています」とのコメントを発表した。
また、Indomina グループ代表のSingh Mann さんは「私たちはこの作品に絶えず目を付けてきました。今回その実写化の機会を得られたことだけでなく、類稀なる『アフロサムライ』に深い情熱を持っているサミュエル.L.ジャクソン氏と一緒にその夢を叶えられるということを非常に嬉しく思っております」と、実写化に強い意欲を語る。
『アフロサムライ』 /http://www.gonzo.co.jp/archives/afro-samurai/
『アフロサムライ:レザレクション』 /http://afrosamurai2.jp/
GONZO /http://www.gonzo.co.jp/
Indomina グループ /http://wwww.indomina.com
(c)2006 岡崎能士・GONZO/サムライプロジェクト
《animeanime》