第16回アニメーション神戸　公式ロゴと公式キャラ決定

　次回で第16回を迎えるアニメーション神戸の公式ロゴタイプと公式キャラクターが決定した。アニメーション神戸はデジタル映像関連の人材発掘・育成と産業の振興・集積を図るコンテンツ戦略の一環として実施されてきた。ロゴタイプとキャラクターの公募もそれに含まれている。

　本募集に対して今回で9回目となるロゴタイプに217作品、7回目となるキャラクターに275作品が送られてきた。
　ロゴタイプが採用されたのは藤井有香さんの作品だ。藤井さんは制作意図について「神戸を象徴するポートタワーと船を配置し、柔らかい曲線で波とフィルムを表現しました。配色は神戸のヨーロッパ的なイメージを取り入れ、レトロな色を選んでいます」と述べている。
　キャタクターは為国伸吾さんの作品が採用されている。為国さんは「神戸ポートタワーとフィルムをモチーフに作成しています。
　『デジタル映像を神戸から描き・生み出し・広げる』をコンセプトに描いています。図案のように、神戸から虹のような輝かしい人材と作品が生まれ、世界に広げるという思いを込めています」と語っている。

　第16回アニメーション神戸に関する公募では、現在このほかにも募集中がある。アニメーターOJT関西の募集締切が7月20日まで、主題歌賞の投票締切が7月22日まで、オリジナル・アニメーションとWebアニメコンテストの作品募集が共に8月31日までとなっている。
　また、アニメーション神戸には声優志望者を対象とした実践型ワークショップや、アニメーター志望者を対象としたアニメーターOJT関西などの関連イベントがある。なかでも毎回注目されるのが商用のアニメーションを顕彰するアニメーション神戸賞だ。今回は10月16日に神戸国際会議場で開催される。
　ロゴタイプやキャラクター、オリジナル・アニメーションやWebアニメコンテストの授賞式も同日に行われる。
【真狩祐志】

アニメーション神戸　/http://www.anime-kobe.jp/

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