第16回アニメーション神戸 主題歌賞投票や作品公募を開始 | アニメ!アニメ!

第16回アニメーション神戸 主題歌賞投票や作品公募を開始

商用アニメーションを顕彰するアニメーション神戸賞が毎年注目されている。今年は10月16日に昨年と同じく神戸国際会議場で授賞式が実施される。

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 今年も第16回アニメーション神戸が開催される。このアニメーション神戸は阪神・淡路大震災の翌年、全国的なデジタルコンテンツ振興の動きに先駆けて1996年より開始された。
 神戸地域の情報化を推進するシンボルとし、アニメーションという文化とデジタル技術の融合を通じて関連産業の振興・集積を図ることを目的としている。関西でも大型のアニメーションイベントとして定着してきた。

 なかでも商用アニメーションを顕彰するアニメーション神戸賞が毎年注目されている。今年は10月16日に昨年と同じく神戸国際会議場で授賞式が実施される。監督などに贈られる個人賞、劇場・テレビ・ネットワークの3部門がある作品賞などが審査委員会によって選定されている。
 そのうちラジオ関西が授与する主題歌賞もある。こちらは毎年、リスナーからの投票を受け付けており、前年9月から本年6月の期間中に公開されたアニメーションの主題歌が対象となっている。
 今年は7月22日までハガキ・FAX・ラジオ関西公式サイトにて一般投票の受付を行っている。投票結果による上位5曲をノミネート曲とし、最終的に審査委員会が1曲を選定する。

 このほかオリジナル・アニメーションの公募なども行われている。こちらは商用として制作されていない作品が対象となっているが、昨年より応募時点で受賞歴がないことが新たに条件として追加されているので注意が必要だ。
 前回は昨年設立されたアニメーションスタジオのアニタス神戸による賞も新設された。そのアニタス神戸賞を受賞した『タロは、まつ』の高士亜衣さんは、新海誠監督の劇場アニメーション『星を追う子ども』の制作に参加するなどで活躍している。
 また、最優秀賞の受賞者には新作制作の依頼も行われるようになっている。昨年公開された山元隼一さんの『神戸と私』は、上海万博やJR西日本の管内でも上映されるなどしている。昨年の『小人ノクツヤ』で受賞したB班も現在制作中だ。このオリジナル・アニメーションの応募締切は8月31日となっている。
【真狩祐志】

アニメーション神戸 /http://www.anime-kobe.jp/

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