日本アカデミー賞 最優秀アニメに「借りぐらしのアリエッティ」
最優秀アニメーション作品賞は、昨年7月に劇場公開された『借りぐらしのアリエッティ』が選ばれた。
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このうち最優秀アニメーション作品賞は、昨年7月に劇場公開された『借りぐらしのアリエッティ』が選ばれた。他の4作品『カラフル』、『映画ドラえもん のび太の人魚大海戦』、『名探偵コナン 天空の難破船<ロスト・シップ>』、『ワンピースフィルム ストロングワールド』を退けた。
『借りぐらしのアリエッティ』は、数々のアニメーションヒット作を世に送り出すスタジオジブリの最新作である。英国の児童文学作家メアリー・ノートンの『床下の小人たち』を原作に米林宏昌監督が映像化した。企画・脚本に宮崎駿さんが参加したことも話題を呼んだ。
映画では舞台を原作のイギリスから日本に置き替えて、少年と床下に住む小さな一族アリエッティの出会いと別れを描いた。スタジオジブリらしい心暖まる物語だ。
日本アカデミー賞は、国内の映画文化の発展を目指し設けられ、日本アカデミー賞協会が運営する。アニメーション部門の歴史は浅く、今年が5回目となっている。昨年は、細田監督の『サマーウォーズ』が受賞した。また、スタジオジブリ作品では、第32回の『崖の上のポニョ』以来2年振り、2作品目となる。
一方、ディズニー/ピクサーのCGアニメーション『トイ・ストーリー3』も名前に挙がっていた最優秀外国作品賞は『アバター』が最優秀賞を獲得した。『トイ・ストーリー3』は受賞を逃した。
日本アカデミー賞 公式サイト /http://www.japan-academy-prize.jp/
《animeanime》