「3D Shot Cam」で撮影をすると、その画像が1枚の紙の左右に2つの画像として自動的にレイアウトされる。これをサイズに合わせて上下を切り取り、レンズ付きのビューアーにセットすると、撮影した時の情景を立体的に再現する写真となる。
商品の魅力は、希望小売価格で税込み5980円という手頃な価格で3D画像が楽しめるところだ。ビューアーはポストカードサイズとなっており、メッセージを書き込むとグリーティングカードとしても活用出来る。タカラトミーでは、オリジナルの3D写真をプレゼントするといった楽しみをはじめ、様々なシーンでの活用を提案する。
「3D Shot Cam」の対象年齢は12歳以上となっており、中学生以上の子どもから大人まで幅広い層に向けて販売される。さまざまな分野で3Dへの注目が集まっているなかで、簡単で、手軽に、誰でも楽しめる3D写真撮影として販売を行い、年間で5万個の販売を目指す。
また、今回ユニークなのは、この商品の企画は実は大学生のアイディアを実現したものだということだ。2008年に同志社大学で開講された講義「プロジェクト科目 “玩具産業を通じて学ぶ学生のための「実践と自立のための玩具企画開発」”」のなかで生まれた学生の企画を採用して「3D Shot Cam」は誕生した。
同志社大学のプロジェクト科目は、実践型、参加型の学習を重視して2006年度からスタートしている。地域社会や企業から講師を招いた新しい教育を目指している。今回はそんな試みの中から、トレンドも取り入れた斬新なアイディアの玩具が実現した。

(c) 2011 TOMY
タカラトミー /http://www.takaratomy.co.jp/
3D Shot Cam
希望小売価格 各5980円(税込/予価)
発売予定日 2011年春
対象年齢 12歳以上
販売ルート カメラ量販店、雑貨販売店、玩具店、インターネット等