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初夏という季節での公開時期設定は、『宇宙ショーへようこそ』にまさに相応しいものとなる。映画の舞台が、夏休みに設定されているためだ。特に夏休み間近を控えた子供たちに、大きな夢を与える映画となるに違いない。
公開劇場は、東京地区の新宿バルト9、シネ・リーブル池袋、渋谷シネクイント、立川シネマシティのほか、13都道府県の21館が発表されている。
新宿のシネコンバルト9や横浜みなとみらいの巨大シネコン ブルク13などアクセスのよい劇場が並んでいる。広いファンたちに楽しんで貰える作品になりそうだ。
作品は美しい自然に囲まれた小さな村の小学校5人が、夏休みに犬のように見える宇宙人ポチと出会うことから始まる。遥か2100 万年光年の彼方にある惑星プラネット・ワンからやって来た彼の目的は何なのか。5人は宇宙規模の大冒険を繰り広がることになる。
作品は子供たちにとって楽しいものとなるが、勿論、大人が観ても楽しめる映画となっている。特にそのスタッフが注目される。監督はテレビシリーズ『かみちゅ!』で4年前に文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した舛成孝二さん、そして『かみちゅ!』や国内外で高い評価を得た『R.O.D -READ OR DIE-』で監督とチームを組んだ脚本倉田英之さん、キャラクターデザイン・作画監督の石浜真史さんらである。『宇宙ショーへようこそ』は、親子で楽しめる作品として、人気を呼ぶだろう。
画像: (c)A-1 Pictures/「宇宙ショーへようこそ」製作委員会
『宇宙ショーへようこそ』
/http://www.uchushow.net/
2010年6月26日(土) 新宿バルト9、シネ・リーブル池袋ほかにて全国ロードショー
配給:アニプレックス