「よなよなペンギン」 アメリカ自然史博物館でプレミア上映
マッドハウスが製作した劇場アニメ『よなよなペンギン』が、米国・ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館でプレミア上映を行う。この上映は博物館が企画する週末プログラム「米国の中のボリウッド(インド映画)とアニメ」の一環である
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ボリウッドと呼ばれるインド映画と日本のアニメという、アジアの映像文化の二大文化を併せて取り上げるユニークな企画だ。これはアメリカ自然史博物館が現在、企画展シルクロード展を行っており東洋と西洋の文化交流を取り上げるのにちなんだものだ。現代の映像文化による東西の文化交流にスポットをあてる。
プログラムは4月17日と18日に行われ、映画の上映は4月17日である。当日は、質疑応答も予定され、インターネットを通じてりん監督が会場からの質問にライブで応える。米国の子供たちやアニメファンにも喜ばれそうだ。
アメリカ自然史博物館は、自然科学や博物学に関わる科学博物館として1869年にニューヨークのセントラルパークの隣接地に設立された。多数の標本や資料を所蔵し、公開する。この分野では世界有数の存在である。
これまでにもニューヨーク近代美術館やスミソニアン博物館では、日本アニメやポップカルチャーがたびたび紹介されてきた。しかし、自然科学をテーマとするアメリカ自然史博物館では経験がなく、『よなよなペンギン』は、同館が取り上げる初めての日本ポップカルチャーとなる。
『よなよなペンギン』は、『銀河鉄道999』や『幻魔大戦』などで知られる りんたろう監督が、日本アニメの持ち味を3Dアニメーションで活かすとして挑んだ大作CGアニメーションである。ペンギンは空を飛べると信じる主人公ココが、体験する不思議な冒険が楽しい映画だ。日本では昨年12月に公開され、その後アジアやヨーロッパを中心の世界各国でロードショーをしている。
アニメーション製作には、日本を代表するアニメスタジオであるマッドハウスに加えて、フランスのデニス・フリードマン プロダクションも製作に参加する日仏合作映画である。まさに東西の文化が交流する象徴的な作品となった。さらに、その作品が新大陸米国で紹介される。観客はどのように作品を受け取ることになるだろうか。
『よなよなペンギン』 公式サイト /http://www.yonapen.jp/
アメリカ自然史博物館 /http://www.amnh.org/
■「Bollywood and Anime in America」
/http://www.amnh.org/bollywoodanime
《animeanime》
