STUDIO 4℃が東京の魅力を紹介 アニメ「ハニー東京」制作
東京都が都内観光の魅力を紹介するアニメ作品『ハニー東京』を制作した。4月1日に、東京都の観光サイトを通じて発表された東京の魅力を伝えるプロジェクト「Welcome to Tokyo」のひとつとして明らかにされた。
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『ハニー東京』は、未来から「幸せのカケラ」を求めてやって来たハニーを中心とした物語。人々の「幸せのカケラ」を奪って東京の街の魅力を消してしまうハニーに、タケルは様々な東京を体験させ、感動や喜びを紹介する。やがて、ハニーの心に変化が現れる。物語の中に、秋葉原や渋谷、原宿、新宿、六本木など様々な東京が織り込まれているのが特徴だ。
さらに今回のアニメを制作するのがSTUDIO 4℃(BEYOND C.)であるのも話題となる。STUDIO 4℃は『鉄コン筋クリート』、『Genius Party』、『マインド・ゲーム』などの作品を通じて、そのハイクオリティーな映像で知られている。ハイセンスなスタイルは、国内はもとより海外で広く知られている。
公開された動画からもそうしたセンスが伺うことが出来るほか、CGを存分に盛り込んだところからは東京のハイテクなイメージも連想される。世界で人気の高い日本のアニメ、そしてSTUDIO 4℃により、東京も持つハイカルチャーなイメージと親しみ易さが伝えられる。
映像は既に新サイト「Welcome to Tokyo」で公開されている。動画は日本語のほか、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、フランス語と世界各国語で配信する。世界に向かって東京を売り出す。
アニメを通じた地域振興は、現在日本各地で取り入れられている。地域振興のアニメ映像も大阪や富山などで既に試みられている。
また、東京は日本のアニメ制作会社の半数以上が拠点を構える地域である。東京都もアニメ産業を地域の地場産業として育成に力を入れる。今回のプロジェクトも、そうし東京とアニメの特別な関わりが地域振興というかたちで結びついたかたちだ。
Welcome to Tokyo /http://www.kanko.metro.tokyo.jp/welcome/index.html
『ハニー東京』
[スタッフ]
監督: 青木康浩
音楽: 山本精一
CGI監督: 坂本拓馬
美術監督: 新林希文
プロデューサー: 大塚学
企画構成、脚本、監修: 田中栄子
制作協力: STUDIO4℃
制作: BEYOND C.
[出演]
能登麻美子
重松朋
井口裕香
《animeanime》