韓国インディーズ・アニメーションの世界 4月に3大都市巡回上映 | アニメ!アニメ!

韓国インディーズ・アニメーションの世界 4月に3大都市巡回上映

韓国の斬新でオリナルティ豊かなインディーズ・アニメーションを紹介する上映イベント「花開くコリア・アニメーション」が、4月に東京、大阪、名古屋の3都市で行われる。日本と同様に近年益々活発化する韓国のインディーズ・アニメーション シーンを紹介するイベントだ

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 韓国の斬新でオリナルティ豊かなインディーズ・アニメーションを紹介する上映イベント「花開くコリア・アニメーション」が、4月に東京、大阪、名古屋の3都市で行われる。日本と同様に近年益々活発化する韓国のインディーズ・アニメーション シーンを紹介するイベントだ。上映会は昨年までは「Link into Animated Korea」として開催されてきた。3回目となる2010年はより親しみやすい名前として、今回あらたな名称で行われる。
 韓国アニメーションの上映のほか、トークショーやワークショップを交えながら、最新の作品が登場する。海外のアニメーションの上映は少なくないが、韓国だけで22作品を上映する今回のイベントは貴重なものとなりそうだ。

 国内ではインディーズ・アニメーションの制作・活動が益々活発化している。個人制作と商業アニメーションの境界はより曖昧になり、インディーズシーンから商業デビューする作家も少なくない。こうしたインディーズ・アニメーションの活発化は日本だけではなく、世界同時多発的に起こっている。韓国もそうした国ひとつだ。
 「花開くコリア・アニメーション」では、韓国唯一のインディーズ・アニメーション・フェスティバルである「Indie-AniFest(インディ・アニフェスト)」の受賞作を中心に、若手作家たちの作品を上映する。

 上映は東京会場が4月10日、11日の2日間、渋谷のアップリンク・ファクトリーで行う。大阪会場は、4月17日から23日までの7日間 PLANET+1で、名古屋会場は4月24日愛知芸術文化センター アートスペースを利用する。
 東京会場では、4月10日にアニメーション監督のチョン・ユミさんとアニメーション学会会長で日本大学教授の横田正夫さんの座談会があり、作品創作について語られる。さらに4月11日にはメルヘンタッチの絵が印象的なホン・ハクスン監督がトークを行う。イラストレーターとしても活躍する監督のユーモラスな作品鑑賞と合わせて聴きたい。

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         ホン・ハクスン監督作品
         「ティ・ティリブーのマンディンさん/ Tittilibou Mr.Manding」

 大阪会場で注目したいのは4月17日のオープニングとワークショップ。ストップモーションや2Dなど複数の手法を組み合わせた『お散歩いこ』」のキム・ヨングン、キム・イェヨン両監督が、葉っぱやコインなど身近なものを利用したスタンピング技法でのアニメーション制作のワークショップを行う。
 会場のプログラムや料金、開催時間の詳細は公式サイトで確認出来る。前売り券の販売方法は会場ごとに異なるので注意が必要だ。

花開くコリア・アニメーション
/http://www.geocities.jp/ako790107/ianifest/index.html

東京会場
日時:2010年4月10日(土)、11日(日)2日間
開催会場:アップリンク・ファクトリー

大阪会場
日時:2010年4月17日(土)~23日(金)7日間
開催会場:PLANET+1

名古屋会場
日時:2010年 4月24日(土)
開催会場:愛知芸術文化センター アートスペース

共同主催:
韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)
UPLINK PLANET+1(大阪) 
シネマコリア(名古屋)
後援:
韓国文化観光部
駐日韓国大使館 韓国文化院(東京/名古屋会場)
駐大阪大韓民国総領事館 韓国文化院(大阪会場)
日本アニメーション学会
日本アニメーション協会

《animeanime》

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