3月25日に始まった東京国際アニメフェア2010のアニプレックスブースでもひと際大きく紹介され、注目を集めた作品が『宇宙ショーへようこそ』である。アニプレックスのアニメ制作スタジオであるA-1 Pictures が、初めて手掛けるオリジナル長編アニメだ。物語は夏休みを迎えた子供たちが巻き込まれる宇宙規模の大事件、子供たちから大人まで幅広いファンが楽しめるSFファンタジーに仕上がっている。2010年最注目の劇場アニメのひとつである。
アニメフェアでの作品紹介と合わせて、『宇宙ショーへようこそ』の劇場公開が本年6月であることがこのほど明らかにされた。新宿バルト9、シネ・リーブル池袋、渋谷シネクイント、立川シネマシティをはじめ全国各劇場にてロードショーされる。
夏休みをテーマにした映画らしく、夏本番を前にファンのもとへ送り届けられる。また、全国共通特別鑑賞券も3月27日より発売を開始した。また、公式サイトでは最新の特報映像も配信する。
また、映画公開に向けたプロモーション活動も本格化している。話題のコミュニケーョンツールtwitterでも公式アドレスが設けられ、現在はスタッフが東京国際アニメフェアの会場からつぶやきを行っている。映画の最新情報も発信されるなど、ファンなら是非押さえておきたいところだ。
さらに映画公開に合わせて、6月には渋谷パルコに『宇宙ショーへようこそ プレミアムショップ』がオープンすることも発表された。渋谷パルコ パート３ ５Fを会場に、原画や設定画の展覧会、グッズの販売を行う。パルコ限定商品の展開も予定しており、かなり盛り上りそうだ。
2010年は劇場アニメが特に多く公開される年である。しかし、実はその中でも劇場公開のための完全オリジナルは数少ない。『宇宙ショーへようこそ』は、そうした数少ないオリジナル劇場アニメである。
ビジネスとしてはリスクが大きいとされることも多いオリジナル劇場アニメ。『宇宙ショーへようこそ』はこれに敢えて挑戦する。それだけに関係者の期待も大きくなるだろう。
画像: (ｃ)A-1 Pictures／「宇宙ショーへようこそ」製作委員会
『宇宙ショーへようこそ』 /http://www.uchushow.net/
2010年6月
新宿バルト9、シネ・リーブル池袋、渋谷シネクイント、立川シネマシティほかにて全国ロードショー
配給：アニプレックス
公式twitter
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