主人公の少年アーサーが身長2mmのミニモイに変身して地下王国の危機を救うという夢あふれるファンタジックな物語は、フランス特有、リック・ベンソン監督の感性をも感じさせる。アニメーション作品にとどまらない広がりを感じさせる。第2章『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』では、成長したアーサーが復活した魔王マルタザールと戦う。
この日本語吹き替え版に、神木隆之介さんとGACKTさんが参加することがこのほど決まった。ふたりは前作『アーサーとミニモイの不思議な国』に引き続きのキャスティングで、神木さんがアーサーを、GACKTさんがマルタザールの声を務める。前作に引き続いてのキャスティングは、リック・ベンソン監督の強い要望によるものだという。
役者としてもその実力に対する評価の高い神木隆之介さんだが、声優としての活躍も数多い。2009年に劇場公開され大ヒットとなった『サマーウォーズ』の主人公小磯健二役や『ピアノの森』(2008年)の雨宮修平役、数々のジブリ作品などだ。
『アーサーとミニモイの不思議な国』のアーサー役もそうしたキャリアのひとつだが、CGアニメーションと実写を組み合わせた話題作を活き活きと演じて、強い印象を残した。今回はより成長したアーサーに挑戦する。
一方、GACKTさんは、監督によれば威厳があって日本のサムライのようなイメージとことだ。悪の帝王という役どころだが、GACKTさんならの演技が期待される。
『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』
公式サイト /http://www.arthur-movie.jp/
2010年4月29日(祝・木)新宿ピカデリー他全国ロードショー


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