第9回飛騨国際メルヘンアニメ映像祭12月5日開催 受賞作品発表
12月5日と6日の両日、岐阜県飛騨市にて第9回飛騨国際メルヘンアニメ映像祭が開催される。2002年から行われているこの飛騨国際メルヘンアニメ映像祭は、岐阜県のマンガ立県施策に基づき、デジタル・コンテンツを中心とした産業と文化の普及・啓蒙・振興への注力および
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会期中は「清水ミチコ・オンステージ」、「『つみきのいえ』とROBOTアニメーションスタジオケージ」などを予定している。「『つみきのいえ』とROBOTアニメーションスタジオケージ」は、今年『つみきのいえ』が第81回アカデミー賞で短編アニメーション賞を受賞したことから、東京都写真美術館など国内各地で実 施されてきた。
同映像祭においては、毎年プログラムの1つとしてメルヘンアニメ・コンテストを実施しているが、昨年の第7回で『つみきのいえ』が最優秀作品賞を受賞していることにもちなんている。
一方、今年の第8回メルヘンアニメ・コンテストの各受賞作品も発表された。今回は25の国と地域から198作品の応募があり、ノミネートされた25作品から各受賞作品が決定した。
国内作品は、奨励賞に大川原亮氏の『アニマルダンス』、審査員特別賞に木村卓氏の『KUDAN』、飛騨まんが王国国民賞に大桃洋祐氏の『輝きの川』、柿とバラのまち・大野町賞に山田園子氏の『family』、共催団体賞に武藤健司氏の『虫歯鉄道 -cavity express-』、子ども審査委員特別賞に永澤愛生氏の『おらえさけ』が選ばれた。
『アニマルダンス』を制作した大川原氏は、昨年優秀作品賞を受賞していた『オーケストラ』の制作メンバーである。木村氏の『KUDAN』は第12回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞など、大桃氏の『輝きの川』は第5回吉祥寺アニメーション映画祭で佳作など、山田氏の『family』は2009ひめじ国際短編映画祭で奨励賞などを受賞している。
また、武藤氏の『虫歯鉄道 -cavity express-』は動画革命東京の制作支援作品である。第4回みのおムービー大賞では同作のPV『歯をみがきなさい』が審査員特別賞を受賞している。
【真狩祐志】
飛騨国際メルヘンアニメ映像祭 /http://www.hida-anime.jp/
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最優秀作品賞
『Mask』 Jerome Boulbes(フランス)
優秀作品賞
『LOG JAM』 ALEXEI ALEXEEV(ハンガリー)
奨励賞
『おかしな歯科の白い歯』 Ha-yan Park(韓国)
『アニマルダンス』 大川原亮(日本)
審査員特別賞
『KUDAN』 木村卓(日本)
『ORGESTICULANISHOS』 MATMIEU LABAYE(ベルギー)
飛騨まんが王国国民賞
『輝きの川』 大桃洋祐(日本)
柿とバラのまち・大野町賞
『family』 山田園子(日本)
共催団体賞
『虫歯鉄道 -cavity express-』 武藤健司(日本)
こどもメルヘン大賞
『LOG JAM』 ALEXEI ALEXEEV(ハンガリー)
共催団体賞(子ども審査会)
『なんですか?(What's wrong?)』 Seung Bae, Jeon(韓国)
子ども審査委員特別賞
『おらえさけ』 永澤愛生(日本)
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