ガンダムSEED全50話収録　初のDVD－BOX化決定

　2002年から2003年にテレビ放映され大人気を博した『機動戦士ガンダムSEED』が、初めてDVD-BOX化される。2010年2月23日にバンダイビジュアルから発売される。
　DVD-BOXは、全50話をDVD10枚に収める。価格は税込26040円だ。作品はテレビ放映開始から7年余り、いまなお根強い人気を誇るだけに、ファンにとって見逃せない商品となるだろう。

　『機動戦士ガンダムSEED』は21世紀のガンダムとして、2002年に満を持して登場した。メカ、戦争、人間ドラマというこれまでのガンダムの要素を盛り込みながら、新しいキャラクターデザイン、音楽面での幅広いタイアップなどこれまでと異なるガンダム像を打ち出した。
　その結果、従来の男性ファンだけでなく、女性ファンを数多く掴み、ガンダムシリーズに新しい風を巻き起こした。作品は2004年には、東京アニメアワードのアニメーション・オブ・ザイヤーとテレビ部門優秀作品賞も受賞している。テレビアニメでアニメーション・オブ・ザイヤーに単独で選ばれたことがあるのは、『機動戦士ガンダムSEED』だけである。

　また、2003年から2004年にかけて発売された単巻DVDは、全13巻で累計130万枚以上を売り上げている。さらにスペシャルエディションDVD全3巻も累計売上30万枚以上、全16巻で各巻が平均10万枚以上を売上げる驚異的な記録を打ち立てている。今回発売されるのはそのテレビシリーズのDVD-BOXだけに、ビジネス的にも大きな期待がかかりそうだ。
　2010年にはガンダム生誕30周年プロジェクトとして新作『機動戦士ガンダムUC』のリリースが開始、さらに『機動戦士ガンダム００』劇場版も公開する。来年もまだまだ続きそうなガンダムイヤーの盛り上がりにも一役買いそうだ。

バンダイビジュアル　/http://www.bandaivisual.co.jp/

　　　　　　　　