そうした人気のもうひとつのコアとなっているのが、作品に登場するアイテム セイントクロスを玩具にしたシリーズ「聖闘士聖衣神話」である。バンダイが発売する一連の商品は、国内だけでなく海外でも大人気となっている。レア商品が国境を越えて、売買されるのも日常茶飯事だ。

そうしたなか東京・秋葉原のUDX2F AKIBA_SQUAREに、20年の時を越えて「聖闘士聖衣神話」が大終結した。これはバンダイ コレクターズ事業部が、大人のフィギュアファンに向けて贈る「TAMASHII NATION」の会場である。
10月2日から4日まで開催される2009 AUTUMNと名付けた今回の展示会の目玉のひとつが、この「聖闘士聖衣神話」となっている。会場の「聖闘士聖衣神話エキシビジョン」では、初期作品から最新作までシリーズアイテムが一同に介する。
単に商品を並べるだけでなく、映像や金型なども展示、さらに初期の商品が後期に進むに連れて、完成度が増していく様子なども解説する「聖闘士聖衣歴史館」など見所は多い。

さらに、海外のからの出品もあった大型ジオラマも必見だ。『聖闘士星矢』の世界観を背景に、こちらも物語のシーンをリアルに再現する。
「TAMASHII NATION 2009 AUTUMN」は、これ以外にもスタートから今年で11年目となったハイクオリティの人気フィギュアシリーズ「S.I.C.」をイマジネーションワークス2009として特集を組む。造形のトップクリエイター竹谷隆之さん、安藤賢司さんによるジオラマも見逃せない。
最新作の情報も満載で、ディズニーのCGアニメ『ファイアーボール』に登場するドロッセルの超合金制作発表など、こちらもファンであれば押さえて置きたいアイテムが多い。
「TAMASHII NATION 2009 AUTUMN」は、10月2日から4日までの10時から20時(4日のみ19時)に開催される。入場料は、税込み500円である。

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