電気グルーヴは石野卓球率いる日本を代表するテクノバンドである。世界のサブカルチャーシーンの先頭を行く電気グルーヴの音楽は、神経科を舞台に繰り広げる常識はずれな物語『空中ブランコ』に相応しいものとなるに違いない。
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電気グルーヴがノイタミナの作品の主題歌を担当するのはこれが2度目。前回はノイタミナの中でも特に大きなヒットとなった『墓場鬼太郎』のオープニングソング「モノノケダンス」であった。2008年の『墓場鬼太郎』からおよそ1年半ぶりの登場となる。
『墓場の鬼太郎』の際には、古いマンガのスタイルを活かしたアニメ作品とテクノポップの取り合わせ、そして予想を裏切る絶妙なコラボレーションが話題を呼んだ。
実はこの際のオープニング映像のディレクションを担当したのが今回『空中ブランコ』の監督である中村健治さんだ。衝撃のコラボレーションが再現することになる。
一方、『空中ブランコ』では、今回もうひとつ注目したいイベントが行われる。物語の主人公伊良部一郎は神経科の医者だが、毎回ゲストで登場する患者のキャラクターを他の作品では主演クラスの豪華声優陣が演じる。今後発表予定の声優陣も、目が離せない。
『空中ブランコ』 /http://www.kuchu-buranko.com/
2009年10月より フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送決定
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(c)空中ブランコ製作委員会