コンテンツセミナーのTCDS 8月グランドオープン23講座で
この春より、新しいかたちのコンテンツセミナーとして始まっている東京 ディストリビューション・オブ・コンテンツ セミナー(TCDS)が、8月3日よりグランドオープンする。
TDCSは、映画、アニメ、出版、ゲームといったエンタテインメントコンテンツを製作、制作、
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TDCSは、映画、アニメ、出版、ゲームといったエンタテインメントコンテンツを製作、制作、流通の3つのプロセスに分類して、それぞれその分野の現場で実際に活躍する講師を招いたカリキュラムを特徴としている。春にプレオープン時には13の講座を設けていたが、グランドオープンにあたってはその数を23まで拡大する。
映像ビジネスにおけるアニメの存在感の大きさもあり、数多い講座のなかにはアニメを特に取り上げるものも少なくない。アニメ製作会社GONZOの設立メンバーで、『ふしぎの海のナディア』や『青の6号』で知られる村濱章司さんによる「アニメ・プロデュース実践論」、井上孝史さんによる「アニメーション・コンテンツの新規事業論」などだ。
竜の子プロダクションのスタッフによる「アニメーションキャラクタービジネス論」も興味深い。老舗アニメスタジオのチームが、アニメ業界の構造や現状、映像販売、権利問題などアニメから派生するキャラクタービジネスの全てを解説する。
このほかコンテンツファイナンスや劇場流通、放送局、アニメに関わりが深い分野を合わせることでより深い知識の獲得が可能となる。新しいかたちのコンテンツプロデューサー教育と言えるだろう。
また、8月3日のグランドオープンに合わせて、TDCSは8月14日に竜の子プロダクションとデイヴィッドプロダクションのふたつのアニメスタジオを招いたイベントを開催する。場所は東京国際展示場の国際会議棟、同日はコミックマーケットの初日ということもあり、注目を集めそうだ。
参加する竜の子プロダクションは、『科学忍者隊ガッチャマン』や『新造人間キャシャーン』で知られる老舗スタジオ、現在は『ヤッターマン』のリバイバルで注目を集める。デイヴィッドプロダクションは、2007年に創立、『リストランテ・パラディーゾ』や『戦う司書 The Book of Bantorra』などを制作する若いプロダクションである。
イベントでは新旧のプロダクションのエグゼクティブが、『老舗プロダクション VS. 新生プロダクション :アニメーションにおけるそれぞれの戦略と方向性』と題してトレーラーなどを交えてそれぞれの戦略を語る。
時間は14時半から15時半まで、アニメビジネスとプロデュースにに関心がある若い世代に向けたものとなりそうだ。
東京 ディストリビューション・オブ・コンテンツ セミナー(TCDS)
/http://www.tdcs.jp/
TDCS発夏コミ参戦スペシャル!@イベントコミックマーケット76
『老舗プロダクション VS. 新生プロダクション:
アニメーションにおけるそれぞれの戦略と方向性』
日時: 2009年8月14日(金) 14時半-15時半
会場: 東京国際展示場 国際会議棟7階 国際会議場
登壇者:
田中修一郎 (竜の子プロダクション 常務取締役)
依田健 (竜の子プロダクション 制作部 副部長)
沖浦泰斗 (デイヴィッドプロダクション 代表取締役社長)
梶田浩司 (デイヴィッドプロダクション 代表取締役COO)
司会進行: 公野勉 (東京ディストリビューション・オブ・コンテンツセミナー カリキュラム編成理事)
(50音順)
《animeanime》