また、Webアニメコンテストやデジタル・クリエーターズ・コンテスト、実践型ワークショップなど、人材育成と若い才能の発掘にも力を入れている。国内でも注目の高いアニメーションイベントである。
そうした人材発掘・育成の一環として、第14回アニメーション神戸は今年4月14日から5月15日まで、ロゴタイプとキャラクターの募集を行っていた。ロゴタイプの募集は今年7回目、キャラクターの募集は今年5回目である。アニメーション神戸でおなじみのコンテストである。
このほどこの審査結果がアニメーション神戸実行委員会から発表された。応募総数87作品から選ばれたロゴタイプは、名古屋市在住の秋田幸平さんの作品である。KOBEの文字をシャープな中にも柔らかみのある線でほのぼの感を出し、一文字ずつ色を変えることによりアニメーションの持つ明るさ、楽しさを表現したという。
キャラクターは、やはり名古屋市在住の石田秀雄さんの「アニメニアくん」に決定した。アニメニアくんは、世界を表す球体の身体に、デジタルアニメーションの輪を広げていくたすきをかけ、神戸を象徴する神戸港とポートタワーのシルクハットをかぶり、神戸発のアニメーションイベントをアピールする。
また、同時に募集されていた今後も毎年継続利用する、公式ロゴタイプと公式キャラクターは該当なしとなった。今回の作品は、第14回アニメーション神戸のロゴタイプ、キャラクターとして使用される。
アニメーション神戸は、今後もデジタル・クリエーターズ・コンテストやWEBアニメコンテスト、実践型ワークショップ、神戸子どもアニメーター教室、第10回DG展 各校合同巡覧展などのイベントを行う。
10月14日に行われる第14回アニメーション神戸 授賞式が、イベントクライマックスとなる。
アニメーション神戸 /http://www.anime-kobe.jp/
ロゴタイプ
作者: 秋田幸平(名古屋市昭和区)

キャラクター
作者: 石田秀雄(名古屋市千種区)
