文化庁 国立メディア芸術総合センター設立準備委員会を設置
文化庁は7月2日に、新しく設立が予定されている国立メディア芸術総合センター(仮称)の設立準備委員会を設置する。7月2日に旧文部省庁舎にて、第1回目の会合を開催する。
国立メディア芸術総合センターは、アニメやマンガ、ゲーム、デジタルアートなど、これまで国
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国立メディア芸術総合センターは、アニメやマンガ、ゲーム、デジタルアートなど、これまで国による常設の展示施設や保管・研究が行われなかった分野のための施設として計画されている。平成21年度の補正予算に、土地の購入費・建設費が計上された。
設立準備委員会では国立メディア芸術総合センター(仮称)設立準備委員会を設置したうえで、同センターの事業内容や管理運営の在り方、施設整備その他の設立準備に必要な事項について検討するとしている。
現在、国立メディア芸術総合センターについては、大きな議論が起きている。これは、本年の補正予算で突然117億円もの予算が計上されたことに端を発している。アニメやマンガ、ゲームといった分野に施設が必要なのか、ほかに予算をまわすべき事業があるのではないかといった様々な論点から、議論がされている。
そうした中で、多くの人が指摘するのが、国立メディア芸術総合センターのプランがハード先行となっていることだ。施設の建設地候補や建物の規模などについては計画が示されているのに対して、施設で行う事業については、ほとんど合意がされていない。
今回の委員会は、そうした批判に応えるべき設置されたものと言える。今後はこれまで曖昧になっている事業内容や運営の方法、独立採算制とされている施設の今後の予算の在り方などについて、具体的な内容が期待される。
文化庁 /http://www.bunka.go.jp/
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