東京学生映画祭 アニメーション部門は工芸大、日大、早稲田から
5月29日から31日まで、東京・下北沢の北沢タウンホールで、第21回東京学生映画祭が開催される。東京学生映画祭は、学生映画という部分から日本映画界の振興に貢献し、映画を製作する学生と映画界の架け橋になることを目指している。
上映作品は東京近郊の大学に所属
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上映作品は東京近郊の大学に所属する映像制作団体から募集し、予選を通過した作品を本選で上映、グランプリ作品を決定する。関東地区では最大規模の学生映画のコンペティションでもある。
映画祭の歴史は古く今年で開催21年目、映画祭の中からは日本映画の第一線で活躍するプロの監督も数多く輩出している。
また、映画祭の企画や運営を学生のみで行っているのが特徴になっている。学生ならではの自由な発想や感覚を大切にしているという。
今年の映画祭は5月29日が、特別企画『誰も知らない映画史』となる。映画監督の井土紀州さん、小泉徳宏さんを招き、企画上映を行う。
そして、30日、31日は第21回東京学生映画祭本選『映画でつながる、世界が広がる』である。ゲストには、映画監督山下敦弘さん、プロデューサー川原伸一さん、俳優の寺島進さんを招く。2日間で実写部門7本、アニメーション部門3本の予選通過作品が紹介される。
アニメーション部門には、3大学から選ばれたアニメーション映画が紹介される。島谷直樹監督の『レトロポリス-shadow pixilation-』(東京工芸大学古川タクゼミ)、佐藤志都穂監督『The Taste of imaginary Friends』(日本大学NGworks)、西島瑤水監督『アリスの涙』(早稲田大学アニメーション研究会)である。
『レトロポリス-shadow pixilation-』は、モノクロな映像が印象的な実験映像である。『The Taste of imaginary Friends』は、「成長、女になるということは頭のなかの空想や幻想を食べることだ」と説明する。女性であることが映像のテーマになるようだ。
『アリスの涙』は、「セカイ系」という作品ジャンルがあるが、そのセカイ系自体をテーマにした作品を目指しているという。アニメ部門の審査員は、『天元突破グレンラガン』の演出などで知られる大塚雅彦さんが務める。
第21 回東京学生映画祭企画委員会 公式HP
/http://www.tougakusai.com/index.html
詳細は上記公式HPで
《animeanime》