「DEATH NOTE」ハリウッド実写化に動く ワーナーが実写化権獲得
米国のエンタテインメント業界情報のバラエティは、ワーナーブラザースが日本の人気マンガ『DEATH NOTE』の実写映画化権を獲得したことを4月30日のニュースとして伝えている。
報道によれば、作品翻案のためにチャーリー・パーラパニデスとヴラス・パーラパニデス
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報道によれば、作品翻案のためにチャーリー・パーラパニデスとヴラス・パーラパニデスの二人が既に仕事に着手しているという。作品は日本の実写映画のリメイクではなく、新たに原作から翻案されることになる。
プロデュースは海外映画のリメイクを得意とする映画製作会社ヴァーティーゴエンタテインメント(Vertigo Entertainment)のロイ・リー とダグ・デイヴィソンが行うという。
『DEATH NOTE』は、原作大場つぐみ、作画小畑健による大ヒットマンガ、日本だけでなく世界的に高い人気を獲得している。国内では2006年に、『デスノート』、『デスノート the Last name』、そして2008年のスピンオフ作品『L change the WorLd』が実写映画製作された。日本のほか、アジア各国で大ヒットした。
2006年から2007年にかけては、テレビアニメ化もされている。マッドハウスによる作品は、こちらも日本だけでなく世界展開をし、各国で人気を博している。
ハリウッドでの映画化企画が進んでいることは、昨年6月にも米国の一部メディアで報道されている。しかし、今回は、ハリウッドメジャーと強いつながりを持つバラエティでの報道ということもあり、製作企画が依然健在なだけでなく、さらに進行しているとみられる。
権利を獲得したとされるワーナーブラザースは、日本では『デスノート』の2本の映画を配給し、『L change the WorLd』の製作・配給を行っている。ハリウッド版の映画が成功すれば、同社のローカルプロダクションから世界展開につながることになる。
もともと、『DEATH NOTE』のアニメ化、実写映画化の際には、海外展開も念頭に置いているとされていた。実写映画完成後は、日本の実写映画版の米国公開やリメイク化も検討されたようだ。しかし、今回明らかになったところによれば、全く新しいハリウッド版の登場となる。
一方、日本の実写映画版は、原作マンガとアニメ版を北米で展開する小学館・集英社系の現地法人VIZ メディアが展開している。こちらは、イベント上映やネットなどを利用したプロモーションで、主にDVDでの販売を中心に展開している。原作とアニメ版の現地での人気に助けられ、ビジネスは順調だ。
Variety /http://www.variety.com/
/Warner brings 'Death' to bigscreen
ワーナーブラザース /http://www.warnerbros.co.jp/
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《animeanime》