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作品は全13話を予定しており、今年6月より発売を開始する。世界的に人気の高い作品だけに、ワールドワイドな展開が期待出来る。
『聖闘士星矢』は1985年に、車田正美さんが雑誌連載を開始した。ギリシア神話や星座がモチーフになったキャラクターたちが、様々な敵と戦う。魅力的なキャラクターと聖衣と呼ばれるキャラクターの装備などが、長い間子供たちの人気を集めている。
アニメ化されるのは、この『聖闘士星矢』の舞台から200年前、18世紀のイタリアを舞台にしたものである。現在、車田正美さん原作により手代木史織さんがマンガ化する作品が、秋田書店の週刊少年チャンピオンで連載されている。今回は、この作品をアニメ化したものである。
物語は『聖闘士星矢』の魂を受け継ぐ。『聖闘士星矢』では描かれなかった女神アテナの聖闘士と冥王ハーデスとの前聖戦を描き、『聖闘士星矢』のファンは勿論、新しいファンに対しても魅力を放つ。
イタリアのとある町住み日本人の血を引く正義感の強い主人公の少年テンマと、物静かで絵を描くのが好きな心優しい少年アローンを中心に物語は展開する。
二人は厚い友情で結ばれながらも、悲愴な運命へと向う。テンマは黄金聖闘士の童虎に導かれ聖闘士への修行に入る一方で、アローンは冥王ハーデス転生のための依代となる。そうした中で二人はどうなるのか。
『聖闘士星矢』はこれまでテレビシリーズや劇場映画、OVAシリーズが制作され、いずれも大きな人気を集めている。しかし、新たな舞台となる今作品はトムス・エンタテインメントの制作となり、作品の世界がまた広がりそうだ。
『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』の監督は、『D.Gray-man』の鍋島修氏が行なう。また、テレビアニメシリーズ『聖闘士星矢』にも参加した菅良幸さんがシリーズ構成を担当する。さらに美術には吉原俊一郎さんと魅力的なスタッフが揃った。
声優陣も主人公テンマに柿原徹也さん、アローン役は下野絋さん、さらに平野綾さんや水樹奈々さんと人気の高いキャストが並ぶ。ナレーションの千葉繁さんも注目だ。
今後は、まず3月18日から21日まで東京ビッグサイトで開催される東京国際アニメフェア2009のトムス・エンタテインメントの出展ブースで先行展示を行なう。また、週刊少年チャンピオンで連載中の「小宇宙通信」や公式サイトなどで情報告知を行なう。
(c)車田正美・手代木史織/秋田書店・TMS
OVA『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』公式サイト
/http://loscan.jp/
秋田書店 /http://www.akitashoten.co.jp/
トムス・エンタテインメント /http://www.tms-e.co.jp/
【メイン・スタッフ】
原作: 車田正美・手代木史織 (秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
監督: 鍋島 修
シリーズ構成: 菅 良幸
キャラクター・デザイン/総作画監督: 岩佐裕子
デザインワークス: 森木靖泰
美術監督: 吉原俊一郎
色彩設計: 中尾総子
撮影監督: 葛山剛士
編集: 長坂智樹
音楽: 和田 薫
音響監督: なかのとおる
アニメーション制作: トムス・エンタテインメント
製作: トムス・エンタテインメント、秋田書店
【メイン・キャスト】
テンマ: 柿原徹也
アローン: 下野 絋
サーシャ: 平野 綾
耶人: 阿部 敦
ユズリハ: 小林沙苗
童虎: 三宅健太
ヒュプノス: 坪井智浩
パンドラ: 水樹奈々
ナレーション: 千葉 繁