動画革命東京支援作品「ラブ・ローラーコースター」 NHK BSで放映
クリエイター堀江弘昌さんが制作した『ラブ・ローラーコースター』が、12月23日にNHK BS「BS冬休みアニメ特選」で放映された。33分間のフル3DCGアニメーションで、堀江弘昌監督が一人で制作した作品である。
物語は10歳の誕生日を迎えたこぐまのジョンが主人公、誕
ニュース
インディーズ・自主制作
注目記事
-
「ハイキュー!!」で一番好きなキャラクターは? 3位は月島蛍、2位は黒尾鉄朗、1位は「ゴミ捨て場の決戦」でも見せ場が盛り沢山の…
-
「声優と夜あそび」新クール突入! 夜あそびメンバーのプロフィール帳をチェック
物語は10歳の誕生日を迎えたこぐまのジョンが主人公、誕生日プレゼントのメッセージをもとに仲間たちと一緒に謎の宝物を探し出そうとする。フル3DCGを使いながらも、まるでクレイアニメーションのような個性あふれるキャラクターたちが冒険活劇を展開する。広い世代から愛されるキャラクターアニメーションに仕上がっている。
この作品は、クリエイター支援事業を行う東京動画革命が支援によりパイロット作品として制作されている。東京動画革命は、個人や中小企業のクリエイターのオリジナル企画のアニメーション制作を支援する目的で設立されたものである。
東京都がクリエイター育成事業として支援する株式会社シンクの子会社であるアニメイノベーション東京が運営している。今回はこうしたクリエイター事業の大きな成果となっている。
東京動画革命は、優れたオリジナル作品企画を持ちながら制作・発表の機会を持たないクリエイターに、制作のための資金と環境を提供している。そこでまずオリジナル企画のパイロット版制作を支援する。
事業の特長はこのパイロット版からビジネスを拡大することを目指していることである。このためアートアニメーションの支援とは異なり、エンタテイメント性も重視した作品が支援作品に選ばれている。今回のNHK BSの放送でもこうしたエンタテイメント性が着目された。
アニメイノベーション東京によれば、オリジナルのパイロットアニメ作品がTV放送されるのは異例のことである。今回は映像のクオリティの高さや、ストーリーの面白さなど認められた結果である。
こうしたテレビ放映で作品の認知度が広がれば、パイロットフィルムからさらに大きな企画の実現も期待される。そうなれば動画革命東京の事業もさらに拡大することになるだろう。
『ラブ・ローラーコースター』 制作ブログ /http://blog.goo.ne.jp/loverollercoaster_staff
動画革命東京 /http://www.anime-innovation.jp
シンク /http://www.think.ne.jp
《animeanime》