世界名作劇場第26作に赤毛のアン続編 「こんにちは アン」
日本アニメーションは、同社を代表するテレビアニメシリーズ世界名作劇場の26番目の作品として『こんにちは アン ~Before Green Gables 』を制作しテレビ放映する。
カナダ文学者バッジ・ウィルソンさんの小説『こんにちは アン(Before Green Gables)』を原
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カナダ文学者バッジ・ウィルソンさんの小説『こんにちは アン(Before Green Gables)』を原作とする。この作品はカナダ文学として人気の高い「赤毛のアンシリーズ」の続編として書かれたものだ。『赤毛のアン』のその後の物語としてアニメ化される。
今回のアニメ化は、2008年が『赤毛のアン』原作出版100周年であったこと、2009年1979年の世界名作劇場シリーズ テレビアニメ『赤毛のアン』の放送30周年になることを記念したものである。
日本アニメーションによれば、30年前に発表されたアニメ『赤毛のアン』の視聴者が母親や祖母の年代となっており、子どもたちと世界名作劇場を楽しんでいるという。そこで親子で観られる作品として『こんにちは アン ~Before Green Gables 』を企画した。
番組はBSフジにて2009年4月5日より毎週日曜日19時半から放映される。また、同じく5月からはアニメ専門チャンネルのアニマックスでも放映を予定している。シリーズは全39話となっており、2009年12月までの放映となりそうだ。
世界名作シリーズはその名前の通り世界の名作をアニメ化した長編テレビアニメシリーズだ。日本アニメーションが1970年代から製作をしており、『母をたずねて三千里』や『あらいぐまラスカル』などの人気作品を次々に生み出した。
シリーズは1996年にフジテレビ系で放映された『家なき子レミ』を最後に一旦途切れた。しかし、2007年に放映局をBSフジに替え、『レ・ミゼラブル 少女コゼット』で以前と同じ日曜日の19時半放映のアニメシリーズとして10年ぶりに復活した。今回の『こんにちは アン ~Before Green Gables 』は、『ポルフィの長い旅』に次ぐ復活後の第3作目となる。
監督には『古代王者 恐竜キング Dキッズ・アドベンチャー』などの谷田部勝義さん、シリーズ構成に島田満さんが参加する。また、キャラクター原案には『赤毛のアン』の制作にも参加した経験もある佐藤好春さん、キャラクターデザインと作画監督を『ルパン三世 GREEN vs RED』の西村貴世さんが行う。音楽は高梨康治さん、水谷広実さん、藤澤健至さんら手がける。
このほかスタッフ、キャストは決定次第随時発表するほか、2009年2月上旬に公式サイトが正式にオープンするとしている。
『こんにちは アン ~Before Green Gables 』公式サイト
/http://www.nippon-animation.co.jp/before_GG/
《animeanime》