『きかんしゃトーマス』は、今から60 年前にイギリスの絵本作家ウィルバー・オードリーの発表した『The Railway Series』を原作としている。絵本の古典のひとつとして長年愛されてきた。
今回放映されることになったのは、この絵本を原作に1984年にスタートしたテレビアニメーションシリーズである。鉄道模型を動かすことで、アニメーション的な動きを実現している。番組は、世界124 カ国、14 カ国語で放送されており、世界的にも人気が高い。
カートゥーンネットワークの今回の放送は、ソニー・クリエイティブプロダクツから放映権を獲得して実現した。カートゥーンネットワークは、今年12月に先行放送行い2009年1月からレギュラー放送を開始する。
また、放映は特に人気の高い第1シリーズから始まり、今年4月からテレビ東京系列で放送されている新シリーズも加わる。
ソニー・クリエイティブプロダクツはキャラクター関連事業の有力企業で、国内外のキャラクターの著作権や商標管理を行っている。特に海外キャラクターの導入に強みがあり、『きかんしゃトーマス』のほか、『ウォレスとグルミット』、『チェブラーシカ』などを取り扱っている。
大手アニメーションチャンネルのひとつであるカートゥーンネットワークでの『きかんしゃトーマス』の放映は、キャラクター認知度の向上にも貢献しそうだ。
『きかんしゃトーマス』制作国 イギリス
監督／原作 デヴィッド・ミットン（Series1～7）
ウィルバート・オードリー
2009年1月より放送開始
2008年12 に先行放送決定
©2008 Gullane (Thomas) Limited.
カートゥーン ネットワーク /http://www.cartoon.co.jp/
ソニー・クリエイティブプロダクツ /http://www.scp.co.jp/