ジブリレイアウト展 高畑勲監督講演会9月12日開催
7月26日より東京都現代美術館で開催され好評を博している「スタジオジブリ・レイアウト展」は、9月28日まで残すところ3週間ほどなっている。
そうしたなか9月12日金曜日に、スタジオ・ジブリの高畑勲監督が自ら講演を行うことが決定した。講演のタイトルは「アニメ
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そうしたなか9月12日金曜日に、スタジオ・ジブリの高畑勲監督が自ら講演を行うことが決定した。講演のタイトルは「アニメーションにおける空間表現について」、今回の展覧会のメインテーマであるレイアウトの仕組みを解説する。
今回の展覧会はタイトルのほかに「高畑・宮崎アニメの秘密がわかる。」とふられているように、展示における高畑監督の存在感は大きい。まず、展示作品に高畑氏の監督作品である『おもひでぽろぽろ』や『平成狸合戦ぽんぽこ』、『ホーホケキョとなりの山田くん』の数多くのレイアウトが含まれている。それだけでなく、現在のアニメ制作におけるレイアウトシステムに監督の果たした役割が大きいからである。
1974年の『アルプスの少女ハイジ』で、高畑勲、宮崎駿両監督が築いたシステムが、現在のアニメ制作に大きな影響を与えている。高畑監督は公式カタログなどでも、既にレイアウトについて解説を行っているが、直接本人を通して語られる言葉にはより大きな重みがあるに違いない。
高畑監督は、当日、レイアウトの仕組みの解説に、さらに実際の映像との対比なども交える予定である。ジブリ作品やアニメーションの魅力を解き明かすうえでも、貴重な機会になるだろう。
講演は展覧会の開催されている東京都現代美術館の講堂で、14時開始(受付は13時30分開始)となる。なお展覧会の入場は、日時指定の予約制となっている。予約状況によっては当日販売も行なっている。
© 1997 二馬力・GND
スタジオジブリ・レイアウト展 公式ホームページ
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