手塚治虫と幼年漫画の歴史展 大阪で開催
大阪の万博記念公園近くの大阪府立国際児童文学館では10月30日(木)まで、「手塚治虫と幼年漫画の歴史」展 を開催している。入場は無料となっている。
「幼年漫画」は未就学児童や小学校低学年向けのマンガのことを指す。今回の展示では、この歴史をたどると共に、
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「幼年漫画」は未就学児童や小学校低学年向けのマンガのことを指す。今回の展示では、この歴史をたどると共に、その中における手塚の幼年漫画を紹介する。
手塚の歴史を語る上では少年マンガ・ストーリーマンガの作家として語られることが多いが、幼年漫画でも多くの作品を残している。展示では、20代後半から30代半ばの作品や、子どもの好きな食べ物を素材にしたマンガ、極端な流行を気にしないファンタスティックな作風の作品などを展示する。
また、同時代の藤子不二雄の『ドラえもん』(小学一年生収録)、赤塚不二夫の『おそまつくん』(小学一年生収録)なども展示する。
このほか、戦前の『道化小象』(田河水泡著・昭和8年)、『タンク・タンクロー』(阪本牙城著・昭和9年)、『コグマノコロスケ』(吉三本平著・昭和10年)などの漫画史にとって貴重な作品の展示や、戦後の『グルグルコマスケ』(横山隆一著・昭和21年)ほかを展示する。
展示の企画と監修はマンガ史・児童文化研究者で、『手塚治虫論』、『児童文化と子ども学』などの著作を持つ竹内オサムさんが務めている。また、手塚プロダクションが協力を行っている。
大阪府立国際児童文学館は四半世紀にわたる貴重なマンガや児童書の横断的な収集と研究が評価され、 第12回手塚治虫文化賞特別賞を受賞している。
大阪府立国際児童文学館 /http://www.iiclo.or.jp/
「手塚治虫と幼年漫画の歴史」展
会期: 2008年8月1日(金)~ 10月30日(木)
開館時間: 午前9時30分~午後5時
休館日: 毎週水曜日 ・9月30日(火)
会 場: 大阪府立国際児童文学館
観覧料: 無料
企画・監修: 竹内オサム(同志社大学教授/2007年度当館特別研究員/漫画史・児童文化)、財団法人大阪国際児童文学館
協力: 手塚プロダクション
《animeanime》