新作バットマン「ダークナイト」米国週末興行166億円 過去最高
7月18日に米国で劇場公開された「バットマン」シリーズの最新作『ダークナイト』が、週末3日間で興収1億5534万ドル(約166億円)を稼ぎ出す史上空前のスタートを切った。この数字は、これまで映画史上歴代1位だった『スパイダーマン3』の1億5111万ドルを越え歴代1位と
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また、これまで5作品あるが「バットマン」シリーズ最高のオープニングであった『バットマン フォーエバー』のおよそ3倍ともなっている。さらに同時公開された世界各国の興収を含めた数字では、1億9534万ドルと既に200億円を突破している。
映画は近年のシリーズと異なり、フランク・ミラーが描くDCコミック版の『バットマン:ダークナイト・リターンズ』を原作にしている。監督は『バットマン ビギンズ』に続き英国出身のクリストファー・ノーラン、バットマン役も前作に引き続きクリスチャン・ベールが演じる。
『ダークナイト』は、日本では8月9日全国公開、8月2日、3日に先行上映会も予定している。
今年、米国の映画界では、既にコミックス出版社マーベルが原作とする『アイアンマン』と『インクレディブル・ハルク』が大ヒットを記録している。今回は、マーベルのライバルであるDC出身のバットマンが一気に巻き返した。
もっとも『ダークナイト』のヒットも、『アイアンマン』と『インクレディブル・ハルク』のヒットに触発され、より知名度の高い『バットマン』に人気が集まったとみられる。
既に人気キャラクターのかなりを使い尽くしたとされるスーパーヒーローコミックスの実写映画だが、時ならぬスーパーヒーロー人気に、続編も含め、今後も映像化が加速することになりそうだ。
一方、本作公開に先立って米国で7月8日に発売された新作アニメ『バットマン ゴッサムナイト』もDVDチャートとBlu-Rayディスクチャートで好調なスタートを切った。ニールセンビデオスキャン調べの最新セールスチャートの双方でトップに立った。劇場公開されてないオリジナルの作品が、売上チャートのトップになるのは異例である。
『バットマン ゴッサムナイト』は、スタジオ4℃、プロダクション I.G、マッドハウスと日本を代表するアニメスタジオが制作したアニメスタイルの作品として話題を呼んでいる。6篇からなるオムニバスを、3社がそれぞれ担当する。日本では7月23日から発売される。
ダークナイト 公式サイト /http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/
《animeanime》