この中で同社が手がけるトレーディングカードゲーム「Weiβ Schwarz(ヴァイスシュヴァルツ)」について、男性向け作品のラインナップを行うヴァイス(白)サイドに『魔法少女リリカルなのはStrikerS』のラインナップが「参戦」する。
一方、シュヴァルツ(黒)サイドには『Fate/stay night』が参戦する。両作品とも人気の高いシリーズであるが、シュヴァルツサイドはこれまで女性ファンが多い作品が並んでいたため、今後、同商品の新たな展開を予感させる。
8月9日と10日には秋葉原UDXビルのアキバ・スクエアで「ブシロードカードフェス ヴァイスシュヴァルツ全国大会」を開催する。地区大会、決勝大会のほか、初心者講習会やサイン会、ラジオ番組公開収録などが行われる。
このほか、同社が7月26日から発売する、週刊少年マガジンと週刊少年サンデーの対決企画トレカ「サンデーVSマガジン カードゲーム」の大会が行われる。「サンデーVSマガジン」は7月19日から全国140ヵ所で初心者講習会を行う。テーマソングはJAMProjectが歌う『Legend of the Heroes』である。
このほか、現在7作連続で劇場アニメが公開中の『空の境界」のトレカを、アニメ制作を行うユーフォーテーブルとブシロードが共同で制作する。制作会社が直にこうしたグッズ類を手がけることは珍しい。さらに、絵柄が重視されるトレカであれば、実際に絵を描いている制作会社は良い貢献をするだろう。
木谷社長は「アニメの制作サイドがトレカを手がけていくことは新しいこと」と話し、フォーテーブルの近藤光社長は「今後続く『空の境界』の制作にも良い影響が出るのでは」と期待を寄せた。
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ブシロード /http://bushiroad.com/