ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 受賞作品発表
6月15日、東京・神宮会館にて、ショートショートフィルムフェスティバルの各受賞作品が発表された。今年で10周年という節目を迎えたこのショートショートフィルムフェスティバルは、開始から着々と実績を重ねている。
国内では広島国際アニメーションフェスティバル
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国内では広島国際アニメーションフェスティバルに次ぐ2例目の米国アカデミー賞公認映画祭にもなっている。また、今回のコンペティションの温暖化部門では、アニメ監督の押井守氏も審査に当たった。
第10回の受賞作品には、アニメーションが2作品含まれる。企業賞に相当する企業アワードからJ-WAVEアワードに西岡純也氏の『サウナ』、MSNビデオアワードにヒビパパ氏の『HiBi-Chan』がそれぞれ選ばれた。いずれも3DCGアニメーションである。
ヒビパパ氏の『HiBi-Chan』については、オンラインでの応募を行っていたことからMSNビデオアワードの公式サイトで視聴が可能となっている。
グランプリを受賞したのは鈴木勉氏の実写作品『胡同(フートン)の一日』。この受賞は、自動的に次回アカデミー賞の短編部門へのノミネート資格を有することになる。ビッグなチャンスを掴んだと言えるだろう。
ショートショートフィルムフェスティバルは、横浜に開館したブリリアショートショートシアターでも同時開催されていた。今後は6月20日より那須、7月12日より名古屋、8月22日に大阪と順次ツアーを開始する。また、9月4日にはメキシコでも第3回目の開催を予定している。
【真狩祐志】
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア http://www.shortshorts.org/
【ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2008受賞作品】
グランプリ/ジャパン部門優秀賞/東京都知事賞
『胡同(フートン)の一日』 鈴木勉
インターナショナル部門優秀賞
『一日限りの仕事』 ラジフ・ダッサニ(アメリカ)
アジアインターナショナル部門優秀賞
『カラー・オブ・パラダイス』 ツィエ・ズー(中国)
ストップ!温暖化部門 優秀賞(環境大臣賞)
『二つの氷山』 アルバロ・ムニョズ(チリ)
オーディエンスアワード
インターナショナル部門
『おもちゃの国』 ヨハン・アレグザンダー・フライダンク(ドイツ)
アジアインターナショナル部門
『あなたのそばに』 イェイン・シン(韓国)
ジャパン部門
『Your Sound』 奥田寛
企業アワード
akasaka Sacasアワード
『Ra』 ジュリアン・シブレ(フランス)
J-WAVEアワード
『サウナ』 西岡純也
MSNビデオアワード
『HiBi-Chan』 ヒビパパ
Dior CHRISTALアワード
『お父さんは正義の味方』 ナタリー・サウジョン(フランス)
FC TOKYO学生審査員アワード
『バイバイ、ママ!』 イバン・シュヴェドフ(チェコ)
《animeanime》