ディカプリオがアタリの社長に?!新作映画「Atari」で
人気俳優のレオナルド・ディカプリオが、ゲーム産業の伝説的な業界人のノーラン・ブッシュネルを演じることになりそうだ。ノーラン・ブッシュネルはアメリカのゲーム会社アタリの創業者で、現在のコンピューターゲーム産業の基礎を築いたことで知られた人物である。
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米国のハリウッド業界情報のハリウッドレポーター(The Hollywood Reporter)の報道によると、ディカプリオの運営する映画製作会社アッピアン・ウェイ(Appian Way)は、ゲーム会社アタリをテーマにした映画製作を行い、主役のブッシュネルをディカプリオ自身が演じる。ブライアンヘッカーとクレイグ・シャーマンが脚本を担当する。
ノーラン・ブッシュネルは1943年生まれ、現在65歳である。1972年にゲーム会社アタリを創業し、その後コンピューターアーケードゲーム「ポン」を開発し、そのヒットをきっかけにアタリを史上初のコンピューターゲームの大企業に育て上げた。さらに、その後家庭用ゲーム機に進出した。
しかし、ブッシュネルは1978年には経営方針の違いからアタリ社から退社した。またアタリ社自身も1983年にはコンピューターゲームの歴史でもよく知られた大不況「アタリ・ショック」をきっかけに、急激に存在感を失い、ブッシュネル、アタリともコンピューターゲーム業界の第一線から消えていった。
それでも現在もアタリとブッシュネルの名前は、ゲーム産業界創世期の伝説としてゲームファンの間では特別な意味を持つ。今回はそうしたゲーム業界の特別なアイコンを、ディカプリオがどうプロデュースし、演じるかが見所になりそうだ。
ディカプリオは、ゲームやアニメ、マンガ、コミックの熱心なファンとしても知られている。今回彼が新作ノーラン・ブッシュネルに挑む背景には、こうしたことも影響していそうだ。
ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイは、今回の『Atari』以外に大友克洋のマンガ・アニメ作品『AKIRA』の実写映画製作にも携わるとされている。こちらもディカプリオ自身が映画に出演するのではないかと注目されている。
『AKIRA』は、SFアニメ、マンガの古典として米国のファンにも愛されている作品である。ゲームに続いて、マンガ・アニメ関連の映画も是非期待したいところだ。
ハリウッドレポーター(The Hollywood Reporter) /http://www.hollywoodreporter.com
/Leonardo DiCaprio to star in 'Atari'
《animeanime》