埼玉県観光サイトに アニメ・エンタメ観光名所特集サイト登場
埼玉県が運営する観光案内サイトに、アニメや特撮、ドラマ、キャラクターまで様々なエンタテインメントと関連がある観光名所が紹介され話題を呼んでいる。この紹介は新たにオープンした特集サイト「埼玉ちょ~でぃーぷな観光協会」で行われている。
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サイトはアニメやドラマ、特撮の舞台になった場所、コンサート会場やモニュメント、さらにご当地キャラクターなど様々な角度からエンタテインメント関連の観光名所を広く紹介するものである。近年、増えている地方自治体によるコンテンツ関連の観光開発としても注目である。
サイトは、「アニメ課」、「エンタメ課」、「ローケーション課」、「面白スポット課」、「ゆるキャラ課」の5つのセクションに分けられている。
このうちアニメ課では『らき☆すた』人気で賑わう鷲宮町を筆頭に、同じ『らき☆すた』の主人公こなたの住む幸手市、「クレヨンしんちゃん」一家の住む春日部市、鉄腕アトムに縁のある新座市、飯能市、『となりのトトロ』の舞台になった所沢市が紹介されている。いずれも県内での位置と写真、その由来が解説されている。
エンタメ課では俳優・アーティスト関連、ローケーション課では映画・テレビドラマ、さらにゆるキャラ課では、市町村の各マスコットキャラクターを紹介する。
サイトを見ることで観光名所だけでなく、様々なエンタテイメントに関連が深い埼玉県の新たな姿も見えて来る。
エンタテインメントの縁を観光に活かす例は、近年様々な場所で増えている。名探偵コナンの作者青山剛昌さんの出身地鳥取県北栄町や『ゲゲゲの鬼太郎』の作者水木しげるさんの出身地鳥取県境港市などの地方行政あげての試みはよく知られている。
こうした取り組みは成功しているものも多い。架空のキャラクターに対する思いをライブに体験したいというのは多くの人が持っているのかもしれない。
キャラクターをライブに体験するのは、海外では企業が運営するディズニーランドのようなテーマパークが思いつく。しかし、日本ではそうした世界観は与えられるものというよりも、鷲宮町の『らき☆すた』ブームのように、自然発生的に沸いてくる面白さがある。
日本各地の行政の取り組みも、そうした自然発生的なものに後から乗っているように見える。日本のアニメ・マンガが独特のリアリティーを持っていると同時に、その世界観にある種のゆるやかさもあることが理由かもしれない。
埼玉ちょ~でぃーぷな観光協会
/http://www.sainokuni-kanko.jp/deep/index.html
《animeanime》