4℃、I.G、マッド制作の「バットマン アニメ」7月8日米国リリース決定
『バットマン』のオリジナル短編アニメーションを集めた『バットマン ゴッサムナイト: Batman: Gotham Knight』が、2008年7月8日に米国で発売されることが決定した。2月25日にDCコミックス、ワーナープレミア、ワーナー・ホームビデオ、ワーナーブラザースが共同で発
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作品はDVDのほかブルーレイ・ディスクでも発売される。さらに同日にはビデオ・オン・ディマンド、ペイパービューテレビ、インターネットを通じたダウンロードサービスも開始する。あらゆるメディアで同時展開という大型プロモーションになる。
DVDは通常版が24.98ドル、ディスクが2枚のスペシャルエディションが29.98ドル、さらに同じものがブルーレイ・ディスクで34.99ドルになる。
『バットマン ゴッサムナイト』の作品は、DCコミックスで人気のスーパーヒーロー『バットマン』を題材に異なる監督と脚本家が6つの短編アニメーションを制作している。米国で7月18日に劇場公開される『バットマン ザ・ダーク・ナイト』に合わせて製作されてきた。今回OVAのリリースが映画公開直前に設定された。
また『バットマン ゴッサムナイト』の今回の大きな特徴は、作品が製作当初よりこれまでテレビで放映されてきたカートゥーンスタイルでなく、日本のアニメスタイルで制作することで企画されたことである。こうした方針から、クオリティーの高いアニメ制作で定評のある日本の3つのスタジオSTUDIO4℃、プロダクション I.G、マッドハウスがアニメーション制作を行なう。
米国のクリエイターが脚本を行い、そのなかにはジョシュ・オルソン、デイヴィッド・S・ゴイヤー、アラン・バーネット、ジョーダン・ゴールドバーグ、グレッグ・ルッカ、ブライアン・アザレロの名前が並んでいる。いずれも米国の映画、テレビ、コミックスの分野の大物である。
またアニメーション監督として、日本から西見祥示郎、東出太、守岡博、青木康浩、窪岡俊之が参加している。
こうした米国のVFX映画のオリジナルアニメーションの制作を日本のアニメスタジオが行なう試みは、『マトリックス』シリーズと連動した『アニマトリック』の例がある。『アニマトリックス』は世界中でヒットした。
こうした成功例も今回のプロジェクトを実現させた理由となっている。これまでの『バットマン』のテレビ版DVDは世界累計1350万枚となっている。こうした『バットマン』自体の人気に加えて、日本のアニメスタイルは米国でも人気が高い。
さらにSTUDIO4℃、プロダクション I.G、マッドハウスの名前はギークなファンによく知られているだけに、大きなヒットが期待される。
DCコミックス /http://www.dccomics.com/
ワーナー・ブラザース(米国) /http://www2.warnerbros.com/
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