紹介される作品は、韓国初にして唯一のインディーズアニメーションの映画祭である「インディ・アニフェスト(Indie-AniFest)」の過去3年間の上映作品を選りすぐったものである。韓国の最も新しいインディーズアニメーションの作品群と言っていいだろう。
作品は「Up-to-date」、「Passion」、「~ing」、「Communication」、「Screening & talk」の5つのプログラムに分けられる。
トークイベントには、広島国際アニメーション映画祭や東京アニメアワードなどで数々の受賞経験があり、日本でも御馴染みの『ウルフ・ダディ』のチャン・ヒョンユン監督が登場する。また、監督の新作が日本で初公開される。また『彼女の家で』のキム・ジュン監督が、制作秘話を語る。
アニメーション制作技術の発展で、日本国内のインディーズアニメーションはこれまでになく注目を浴びている。しかし、こうした状況は日本だけに限らない。現在、世界各地でインディーズアニメーションがアニメーションの世界で大きな潮流になりつつある。
そうしたなかでも、近年大きく注目されているのが韓国のインディーズアニメーションである。実際に、ここ数年、アヌシー国際アニメーション映画祭やSIGGRAPHなどの国際的な舞台で、韓国のインディーズアニメーションが様々な受賞をするケースは増えている。
しかし、そうした結果として韓国のインディーズアニメーションの動きを知ることは出来ても、実際の作品を観る機会は少ない。今回は、そうした韓国のインディーズアニメーションをまとめて観ることが出来る貴重な機会になりそうだ。
Link into Animated Korea公式サイト(日本語)
/http://www.geocities.jp/ako790107/ianifest/index.html
インディ・アニフェスト(Indie-AniFest)公式サイト(韓国語)
/http://www.ianifest.org/
Aプロ:Up-to-date(67min/10作品)
Bプロ:Passion(64min/11作品)
Cプロ:~ing(65min/10作品)
Dプロ:Communication(70min/8作品)
Eプロ: Screening & talk(about 90min/4作品)上映&監督トークイベント
【日程】
1月19日(土)、20(日)2日間
■19日(土)
11:00/Cプロ 13:00/Dプロ 15:00/Bプロ 17:00/Aプロ 19:00/Eプロ
■20日(日)
11:00/Dプロ 13:00/Cプロ 15:00/Eプロ 17:00/Bプロ 19:00/Aプロ
【入場料】 1プログラム 1,500円
(UPLINKホームページにて予約された方は1,300円)
【会場】 アップリンク・ファクトリー(東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階)
【共同主催】
有限会社UPLINK、韓国インディペンデント・アニメーション協会(KIAFA)
【後援】
韓国文化観光部 駐日韓国大使館 韓国文化院

武林一剣の私生活/A Coffee Vending Machine and Its Sword」
チャン・ヒョンユン/2007/30min/2D
「レター」「ウルフ・ダディ」などを制作した、チャン・ヒョンユンの新作。