メディア芸術祭 アニメ部門の豊かなノミネート作品たち
文化庁メディア芸術祭の情報を提供する公式サイト文化庁メディア芸術プラザで、先ごろ発表された「第11回文化庁メディア芸術祭」の審査員推薦作品が紹介されている。 これらは最終審査会まで進んだ作品の中から、審査委員会が推薦する各部門の作品である。
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文化庁メディア芸術祭は、大賞・優秀賞の作品とも、メディアや視聴ターゲットの境なく評価することから、ファンからの信頼も厚い。
また、審査員推薦のノミネート作品たちはバラエティ豊かなラインナップを見せる。『コードギアス』『DARKER THAN BLACK』などの青年層向けの深夜アニメ、『Genius Party』のようなカッティングエッジなオムニバス作品から『おじゃる丸 満月ロード危機一髪』『やさいのようせい』のようなファミリー・子ども向け作品まで幅広い。
また、神山健治監督は『精霊の守り人』と『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society』で同時に2作品もノミネートされていることから、安定して高い実力を発揮できる作家であることが見て取れる。
このほか短編19作品も発表されている。例年に洩れずインディーズアーティストや学生の作品、3DCGや2Dとは違った形のアニメーション作品、実験的とも思える画期的な表現をした作品など、様々な表現について評価を与え、広めている賞であることが改めて分かる。
2006~2007年の記憶として、このリストは後年改めて見返す必要が出てくるだろう。
文化庁メディア芸術祭
【アニメーション部門・審査員推薦作品】
Genius Party
(渡辺信一郎 / 他6名)
ピアノの森
(小島正幸(監督))
DARKER THAN BLACK -黒の契約者-
(岡村天斎(監督))
おじゃる丸 満月ロード危機一髪~タマにはマロも大冒険~
(大地 丙太郎)
コードギアス反逆のルルーシュ
(谷口悟朗(監督))
精霊の守り人
(神山健治(監督・脚本))
もやしもん
(矢野 雄一郎(監督))
やさいのようせい N.Y.SALAD
(青海徳之(アニメーション監督) /松 宏彰(総合演出))
FREEDOM5
(森田修平(監督))
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
(神山健治(監督))
赤色エレジー
(林静一(監督))
文化庁メディア芸術プラザ /http://plaza.bunka.go.jp/
第11回文化庁メディア芸術祭
会期 2008年2月6日(水)~2月17日(日)
10:00-18:00 金曜は20:00(入館は閉館の30分前) 2月12日休館
会場 国立新美術館(東京・六本木) 入場無料
主催 文化庁メディア芸術祭実行委員会
(文化庁・国立新美術館・ CG-ARTS協会)
《animeanime》