日経ビジネス最新号 ハリウッドと日本アニメ特集 表紙に攻殻機動隊
国内有力経済誌のひとつである日経ビジネスが、12月3日発売号で日本のアニメを特集記事として取り上げる。記事は「ハリウッド 日本アニメを呑む 脱『技術一流、商売二流』の勧め」と題した巻頭特集となる。
特集の内容は、この夏の『トランスフォーマー』から始ま
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特集の内容は、この夏の『トランスフォーマー』から始まり、来年公開予定の『Speed Racer』、『ドラゴンボール』といった、ハリウッドで相次いで実現する日本のアニメ・マンガを原作とした大作映画になる。ハリウッドで原作として人気を呼ぶ、日本のアニメ・マンガの理由や問題点が取り上げられるようだ。
日経ビジネスは、週刊東洋経済や週刊エコノミストなど並ぶ、国内の主要な経済雑誌である。原則直販販売体制を行なっているため小売店での販売は限られているが、日本のビジネスマン層が主な読者である。
これらの雑誌は2000年以降、日本アニメへの世界的な関心の高まりやビジネス化のなかで、度々アニメ特集を行っている。昨今、アニメビジネスに対する投資ブームは収まりつつあるが、日本アニメの海外での評価などを中心に、依然、メディアからのアニメビジネスへの関心は高いようだ。
また、今回は雑誌のカバー表紙も特集に合わせてアニメから取られている。12月3日発売号の表紙に選ばれたのは『攻殻機動隊』シリーズである。有力経済誌の表紙に、比較的マニア向けのSFアニメが登場することになる。
さらに興味深いのは、今回の特集のメインがハリウッドであるにもかかわらず、『攻殻機動隊』はハリウッドでの映像化決定はしていない。作品の実写化は、アニメ版『攻殻機動隊』を制作したプロダクション I.Gが実写化エージェントとして、ハリウッドのメジャースタジオと交渉中とされている。またこうした交渉は順調に進んでいるともされている。
今回の『攻殻機動隊』の特集号表紙の採用は、同作品の今後の展開にも期待を膨らませるものだと言えそうだ。
日経ビジネス オンライン /http://business.nikkeibp.co.jp/
《animeanime》